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March 14, 2006

人はすべてシメールを背負う

シャルル・ボードレールの「パリの憂鬱」だったと思いますが、「人はすべてシメールを背負う」という一説があります、まあ誰であってもある意味過去の悪行からは逃れられんつうことです、絵文禄ことはの松永さんが過去にオウム信者だったことを明らかにされたようです、それをグリップブログの泉さんが彼を民主党との懇親会に知って招いたか否かで論争になっているようです、彼が自ら過去を明らかにしたことに敬意を表しますが、麻原次男が入学を拒否されたことも含め、「人はすべてシメールを背負う」という一説の重さをあらためてかみしめるべきと思います

ボクは従妹が地下鉄サリン事件の被害にあった者です、あれから11年経ちましたがいまだに臥せったままです、そろそろ40歳になると思いますが、幸せな出会いはもちろん結婚など夢のまた夢です、麻原の裁判があのように長引いていることも、オウムがアーレフと名前を変え生き残っていることも許せません、事件に関与しなかったとはいえ過去にオウムに入っていた者には、それなりの行動制限がつくのは止むを得ません、それを承知の上で松永さんは行動すべきであるし、周囲はあるときは暖かく、またあるときは冷たく付き合って行かざるを得ないと思います

人気ランキングはどうなっているんだろう?

《追記》
コメントありがとうございます、ボクは日本という国があの事件を疎かにしていることに我慢がならないのです、麻原なんていう冤罪になりようがない明らか犯罪者は、せいぜい5年の裁判で処刑すべきです、アーレフなんてものは何があっても潰さねばなりません、で犯罪被害者の扱いはそれはそれは酷いものです、そういうことがきちんとできない日本という国が無性に寂しい、オウムに関与した者はそのシーメルの重さは個人によって違いますが、いずれにしても一生をかけて償うモノだと思います

《追記2》
コメントありがとうございます、そうですね、う~ンやっぱり「私怨」が入ったらイカンのかもしれませんネ、このエントリー書くべきじゃなかったかな...ト<(__)>

再コメントありがとうございます、ボクも一緒です、その日の朝に会議がなかったなら...

《追記3》
TBありがとうございます、ボクは今回の件ちょっと様子をながめてました、でもオウム幹部であったなら駄目ですネ、自分の背負ったシメールに自覚と責任がなさ過ぎます、政党の懇親会にノコノコ出掛けて行くことは許し難いですワ、泉さんも自分が知らなかったとしても、umeさんという方が松永さんの素性を知っていたのであれば、可哀相ですが同罪です、今後のジャーナリストしての活動にも自ずから制限がつきます、これは致し方ないことです、それだけ地下鉄サリン事件の罪は重いということです

ご自身のブログの方にコメントいただきありがとうございます、ボクは松永さんが娑婆で生きて行くことに文句は言いません、でも幹部であったなら隠遁生活せいとまでは申しませんが、社会に意見を申すのは一生許されないことです、それだけ自分が属していた団体の罪が大きいということを彼は認識せねばなりません

《追記4》
TBありがとうございます、従妹は植物人間ではなくたぶんに精神的なモノのようです、いわゆるPTSDつうやつですか...だからかもしれませんが被害者支援も薄いようです、信者、出家信者までは是非社会復帰していただきたいです、でも幹部は一生贖罪に努めなければイケマセン、麻原の次男も自分の責任ではないのですが、社会生活に厳しい壁があるのは止むを得ません

《追記5》
グリップブログの最新記事を読みました、umeさんが会社を退職させられた...重いね、グリップブログを自身の履歴書に載せたと書いてあります、このことから今後ボクは彼は松永さんの素性を知らなかったという前提で考えたいと思います、人間って他人の痛みを感じとれなかったなら終りです、泉さんとumeさんを糾弾した人たちは証拠を示さねばなりません、グリップブログに書き込みをした人たちも含めてネ、永田メールと一緒で責任は重いですよ、まあ松永さんのことはともかく、泉さんの件はブログ上で殴りあう類のものではない罠、その前にサシで話し合いをすべきだったのでは...

《追記6》
コメントありがとうございます、日本は犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しいと思っています、どうにかならんもんですかねぇ

《追記7》
グリップブログの別の記事を読みました、「松永さんが仮に過去オウム信者であったとしても、今を見る限り、何か問題があるとは思えません」と書いてあります、彼女とumeさんがオウムと関係がなくても、政党の懇親会に出る前に松永さんがオウムの元幹部の可能性があったことを知っていたようです、残念ながらこれではジャーナリスト失格です、別の職業に就かれた方がいいと思います、いずれにしても、松永さんが今後二度と政治と宗教について関わらないことを祈るばかりです

《追記8》
コメントありがとうございます、まず最新の記事を読んで追記5を書き、その後別の記事を読んで追記7を書いていますので「自縄自縛」にはあたらないと思います、で「事前に知っておきながら」断行したきらいさえあるのはボクも指摘したことです、それとボクは松永さんに厳しく対応する人について批難はしておりません、泉さんが糾弾されるのはどうなのかなと思いました、犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しいのは管理人さんご自身のことではないでしょうか?についてはもう一度ご説明いただけませんか?

再コメントありがとうございます、「泉さんが糾弾されるのはどうなのかな」については追記5のときはどうかなと思いましたが、追記7では別の記事を読んだ後でしたので「ジャーナリスト失格」であるとしております、これでご理解いただけたかと思います

《追記9》
ガ島通信さんが書かれた記事について一言、オウムの元幹部であった松永さんが娑婆で暮らすことに異論はありません、ただ彼が政治と宗教に関わる活動をすることは許されません、その意味で政治と宗教に関わるようなブログを書き、政党の懇親会に参加したことは信じられません、あまりにも自分の所属した団体のしたことに自覚がなさすぎます、過去に政治と宗教に関わるどういう活動をしたのか、それがどういう結果を生んでいるのか、そして泉さんとどういう関係だったのかその経緯をすべて明らかにすべきです、そして地下鉄サリン事件で亡くなった人、今も苦しむ人のことを思いながら、政治と宗教に関わる活動と一切遮断した生活を送るべきです

《追記10》
コメントありがとうございます、あいさんは今後をみて行くしかないですねえ、それで信頼を得られるかどうかでしょう

《追記11》
コメントありがとうございます、ジャーナリズムは叩かれるのが仕事のひとつです、まあ朝日のレベルも酷いものですが、当然のようにまだまだ大人と子供の差があります罠

《追記12》
松永さん直接のコメントありがとうございます、事実は知りませんてか藪の中でしょう、あれから11年経ちますが皆さんまだまだこの問題に敏感つうことです、政治と宗教的な活動から身を引くことを禿しくお奨めします、貴方にような才能の持ち主は他の分野でも生きる、てか政治と宗教的な活動に今後関わらん方が活躍できるのではないですか、女子十二楽坊に関わられたそうですが、そういう道で生きてください、お願いします、本当にお願いします<(__)>

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Comments

 トラックバックありがとうございました。私の元同僚も大学を退職して、家族ごとオウムに入信してしまいました。そして、あの事件の後の教団「解散」を受けて北海道に戻ってきました。しかし、もちろん大学に戻れるわけもなく、肉体労働者になって子育てを続けております。そんな「元信者」もたくさんいると思います。また、未だにオウムがやったことを正しいと思っている「元信者」もいるのでしょう。とても一緒に扱うことなど、できないと思います。
 そう考えるとオウム問題は、日本人全体に科せられた宿題に思えます。なかなか答は出せないのですが、みんなが宿題が残っていると思い続けることしかないような気がします。

Posted by: 5号館のつぶやき | March 14, 2006 09:31 PM

>人はすべてシメールを背負う

 言われなくても常識で、言われたら「そういう言い方もあるのね」と納得するのが、常識人かと。

Posted by: 私 | March 14, 2006 09:54 PM

(極東おやじ宅の壁の落書き転載)

 ちなみに私はサリン当時東京某所で徹夜仕事をしておりまして。丁度その日に限って丸の内線で帰ろうとしてたんですな。理由は、丸の内線は綺麗なお姉さんが多いから。
 さて帰るかと思った頃になって別件の仕事が急遽入ってきて居残りさせられ、結果的に被害に遭わなくて済みました。別件の仕事が入ってこなかったら、時間的に被害に遭っていても不思議じゃなかったですな。
 今となっては、運が良かったな、と思うほかないんですけど、それでは話が済まない人も多数おられるわけで。

 人生いろいろ、人それぞれとしか言いようが無いです。

↑こんな感じ。微妙ですね。

Posted by: 私 | March 14, 2006 10:27 PM

ブログ紹介サイトが出来ました。
もし、あなた様がよろしければ・・・
当サイト「BlogStation69」にてあなた様のブログをご紹介させていただけないでしょうか?

Posted by: BlogStation69 | March 15, 2006 05:06 AM

私が思うのは、オウム関係者が自分たちがやったことや経験したことをいまだに彼ら自身で総括していないこと。自己弁護や保身ばかりで、ほんとうの意味で反省しているのか。それがまったく分からない。
自分たちの過去が間違っていたとするならば、彼ら自身が教祖の死刑嘆願書を出したり、被害者救済運動をしてもいいはずです。そういうものを聞いたことがありません。

あいさんのことや民主党のことは分かりませんが、
あのときに起きたことや、加担してしまった自分を語ることで、第二、第三のオウムをつくらないために尽力する。それをした後ならば、どんな生き方をしてもよいのだと思います。

麻原氏のこどもにしたって、自分の立場を明確にして、自分の考えをはっきり述べるならば、はたして大学側の主張が正しいのかどうか分かりかねるでしょう。しかし、麻原二世が、自分たちの集団が犯した過去の罪に明確な立場を表明していない。それでは、悪事がいまだ続いていると思われても仕方のないことだと思えてなりません。

Posted by: スポンタ | March 16, 2006 07:55 PM

>泉さんとumeさんを糾弾した人たちは証拠を示さねばなりません、グリップブログに書き込みをした人たちも含めてネ

 これはさすがに、否ですね。

 だったら、
>残念ながらこれではジャーナリスト失格です、別の職業に就かれた方がいいと思います(追記7より)
 幾ら自分のブログでも、これは言っちゃダメでしょう。
>証拠を示さねばなりません
>証拠を示さねばなりません
>証拠を示さねばなりません
 ここに関して、ご自身の発言が自縄自縛という認識はお有りですか?

Posted by: 私 | March 16, 2006 11:21 PM

 泉あい氏の場合、そもそも自身が「批判上等受け付けます」と宣言しており、それだけでも罵倒コメントが連なる素地が出来ている。
 その上で、およそジャーナリストとしてあり得ない失態を犯しており、しかもそれを「事前に知っておきながら」断行したきらいさえある。

 それだけでもどうしょうもないことなのに、罵倒コメントが多数連なったからといって急に体調不良を持ち出して更新を他人の手に委ねるのは、二重の意味で読者を舐めている。
「どうせそんなに大したコメントは来ないだろう」
 という程度の浅はかな読みが下地にあるとしか思えないですね。

 そこは、最低限叩いておくべき。

 私は「自身に覚悟が無いか責任の取りようが無いならお客さんポジションで書くか下働きからやり直せ」と書きましたよ。この程度なら、まだ愛ある助言のようなもの(?)だと思いますが。

>犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しい
 のが嫌でしたら、犯罪加害者(未更生者)の社会復帰を安易に容認・幇助する人物に厳しい対応をする連中は、非難の対象にならないのでは?

>犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しい
↑これは、管理人さんご自身のことではないでしょうか?

Posted by: 私 | March 16, 2006 11:30 PM

>まず最新の記事を読んで追記5を書き、その後別の記事を読んで追記7を書いていますので「自縄自縛」にはあたらないと思います
↑なるほど。追記の脈絡から判断しました。前と後に脈絡(連続性)が必要と思っていましたので、連続性が感じられない=自縄自縛、と看做しました。
 「必要」と思うことが的外れな場合、指摘はそのまま「失言」ですね。失言ならば、謝ります。

>それとボクは松永さんに厳しく対応する人について批難はしておりません
↑ここは、同意ですね。

>泉さんが糾弾されるのはどうなのかなと思いました
↑糾弾で良いと思いますよ。相手が女性であることと病気持ちであるところに手加減の余地はあるかと思いますけど、「事前に知っておきながら」関わっている以上、逃れは利かないかと。
 そこを言い訳して逃れられるくらいなら、そりゃ子供でもジャーナリズムを騙れてしまう。職業人としては、絶対に許してはならんことでしょう。

>犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しいのは管理人さんご自身のことではないでしょうか?についてはもう一度ご説明いただけませんか?
↑泉さんへの評価の差ですかね。私は泉さんの対応は失態であると同時に「犯罪加害者(未更生者)の社会復帰を安易に容認・幇助する人物」と看做しますので、それに対して優しい対応をするのは「犯罪加害者に甘く犯罪被害者に厳しい」のでは? ということです。

以上です。

Posted by: 私 | March 17, 2006 01:23 AM

 泉さんが松永氏の素性なり個人情報を知らずに接触・紹介したのであれば、ジャーナリストとして不適格。(当人に通知するかしないかは兎も角)下調べだけはやっておくものです。
 知ってるけど黙ってる、が出来なければダメでしょ。

 知っていて(勘付いていて)許容したのであれば、「犯罪加害者(未更生者)の社会復帰を安易に容認・幇助する人物」でしかない。

 どちらに転んでもダメな話ですけど、「本気で知らなかった」のであれば、まだ同情の余地はあったかもしれませんね。
 その場合、「自身に覚悟が無いか責任の取りようが無いならお客さんポジションで書くか下働きからやり直せ」ですし、そういう文面は泉さんのブログにも書いておきました。

 これでも一応、気は遣ってるんですよね。私、事実真相を知りませんから。

Posted by: 私 | March 17, 2006 01:30 AM

いや、まぁIPやプロフ晒してる人は穏健というか慎重に成らざる得ないですよ、感情的な反感でトラブル抱え込むのも勤め人は避けたいでしょうし。
その辺上手いこと分業しないと(苦笑)

そういう心理を使用して封じ込めや黙り決め込んで済ました上で企画を続ける気が未だあるようですね、どうも。
エントリー上がったし。

あいさん自身は「疑惑を強く突いて来る人」が一方的に悪く、自分達は客観的な検証が無いのに主張が受け入れられるとか、それで良い、とか考えているんでしょうかね?
反論を許さない独善ブログ≒電波系ブログになっちゃうのかなー。

Posted by: トリル | March 19, 2006 01:24 AM

 独善→電波→宗教、で一丁上がりでしょ。
 周囲の反対があったから即死ってことはないし、言い続けてればどっかの誰かが引っ掛かりますからねえ。
 それ目当てに何か言うんじゃないかと。

 でもまあ、ああいう連中って「一度叩かれて懲りるから」「叩かない穏やかな人」しか相手しなくなるんですよね。

 数ヶ月~数年後に、また何か仕出かすでしょうよ。

Posted by: 私 | March 19, 2006 08:20 PM

幹部になったことは一度もありません。みんな大げさに言いすぎです。

Posted by: 松永 | April 05, 2006 10:00 AM

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