物価って何なんだろう?
今日の木村ゴーさんの記事に引用された信濃のコーヒー屋さんの記事中に「いまの日銀には「消費者物価が安定的にプラスになるまで・・・」という目標がありますが」という記載があります、日本のGDP特に実質GDPが上がることはいいことだと思いますが、消費者物価が上がることが本当にいいことなのか考えた方がいいと思います、日本の物価は高過ぎます、フツーに考えたら今の2/3くらいが妥当ではないでしょうか、まインフレで実質的に財政赤字を減らしたいという政府の気持ちはヨ~わかりますが...
物価が2/3に下がれば今年収300万円の人でも年収450万円、イヤ税金がありますので年収500万円くらいの生活ができるわけです、日本は平均給与は高いが物価が超高いので暮らし難いというのが実態です、ボクは物価を上げ名目GDPの上昇を目指す必要はないと考える者です、もちろん前の記事の努力をしている人におカネを払えということと矛盾する点は出てきますが、だいぶよくなったとはいえその昔に暗黒大陸と言われた流通をはじめとして、日本はまだまだ高コストで無駄なトコにおカネを使い過ぎです
《追記》
コメントありがとうございます、まあだから前の記事と矛盾する点があると言っているわけですがネ、おっしゃる点を是正しながら物価を下げるべきだと思います、さ~テどうするのってトコが日本人の叡智でしょってあっしが丸投げして済む問題ではない、どうしたらいいと思います?ボクの100倍、イヤ∞の叡智をもって迷える子羊どもをお導きくだされ<(__)>ってスピリチュアルで解決する問題ではありませんが...(支離滅裂)
再コメントありがとうございます、後ほどご回答します<(__)>
可処分所得の話しは難しいですね、ボクは以前外資系に勤めていたけど日本のメーカーの人より年収にして100万円は多かった、でも生活は彼らより厳しかった、何故なら彼らは月数万円で2LDKの都内一等地の社宅住い、こっちとらがその手に住もうと思ったらゆうに20万円はかかる、まあこのへん彼らに言わせると公務員様には敵わないわけですがネ
その上福利厚生も日本のメーカーとはダンチヒに悪かったし、彼らは飲み代まで会社に払わせていたくらいです、そして100万円は多かったとはいってもそのうちかなりの部分が厚生年金、所得税、住民税、健康保険に持ってかれるわけで、実質得したという気分はゼロつうかドマイナスだったということがあります罠、ということは大手が平均年収600万円、中小が300~400万円といいますが、実質もっと差がある鴨葱...
《追記2》
コメントありがとうございます、国に面倒をみろとは言ってませんが、国の施策としてヤルべきものはやって欲しいですね、とにかく日本の物価は構造的に高いような気がします(追記予定)
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Comments
そこで「物価を下げる」選択をすると、まず間違いなく一次生産者が泣きを見るテスト。
日本の物価指数が高いのは、豊かな資源に恵まれているわけではない、人間の努力(笑)のウェートがヒジョーに高い(若しくは、そう見做される)体質に起因するので、物価下げろ、では事が済まないのでは?
大した仕事をするでもない連中にボーナスは不要ですか? ということになったら、早速派遣社員やパート・アルバイター・フリーターが増加して社会問題化しておりますし。
物価を2/3に下げたら、単純に年収も2/3(下手すると1/2)になると思います。
Posted by: 私 | March 03, 2006 01:05 PM
ダンプの運ちゃんとか、今でも(恵まれた人は)凄い稼いでますよね。私の知ってる中でも、50代後半で月収90万くらい稼いでる人がいる。奥さん工場でパートしてるから、ふたり足すと100万くらい稼いでるんですよね。
それでも生活厳しいって言ってます。なんだそりゃ、ですけど。
ああいう系統の仕事は体力&とにかく現場に出動すること最優先ですんで、体が弱くてほどほどにしか稼げない人には会社も仕事振らない(勤務計画を立てづらいから)。で、仕事振られる人はトコトン振られ、体が相当ヤバイことになってるのに律儀に出ざるを得ないと。
ちなみにそのご家庭、旦那と奥さんの医療費で毎月2,30万程度ザラに消費するらしいですな。で、息子さんの出来が良くて大学通ってらっしゃるから、その費用の工面もある。
ふたりで月収100万なのに、実際のところ20万そこそこの私と似たり寄ったりな生活レベルだったりします。
こういう人って、物価下げる路線を推進すると真っ先にダメになっちゃうと思います。テラカワイソス。
Posted by: 私 | March 03, 2006 02:46 PM
>医療費で毎月2,30万程度ザラに消費するらしい
聞いた話ですので、吹かしかもしれませんね。
Posted by: 私 | March 03, 2006 02:49 PM
「物価が2/3に下がれば・・・」。年金生活者は、収入増が期待しにくい世代なので、実際に真剣に、このことを考えている方も多いです。で、「どうするか?」ですが、物価の安い地域に引っ越す。だから『年金で豊かに暮らせる街ガイド』みたいな本が売れているんですね。物価というのは、地域によっても、暮らし方によっても大きく変わるものですから、自分がどういう選択をするか?が重要です。私が信州に戻ったのは、日経平均が最高値だった1989年頃で、もう住宅価格の高騰に付いていけないと思った時期です。つまり、「国に何とかしてくれ」と願うのではなく、「自分は、どうしたら良いのか?」と考え、実行することが重要だと思うわけです。
Posted by: 斉藤久典 | March 03, 2006 04:49 PM