新日鐵の4万人の大リストラ
今朝BSの蔦さんと榊原さんの番組のゲストは新日鐵の三村社長でした、変えるものと変えざるもの、技術と顧客との対話、失われた10年ではなく再設計の10年などという話しをされていました、そして6万人を2万人にする大リストラを敢行したとのこと、まあ単純計算で年収600万円の人が4万人消えたわけです、新日鐵のこの3年の業績復活はこの血みどろのリストラと、世界の生産と需要の1/3を占める中国特需の結果です、他に中国特需で潤っているのは造船、船舶運輸、建築機械などかな...
ボクは大手企業にリストラをするなとはいいません、しないと日本企業の競争力がなくなるからです、でもこの消えた4万人つうかここに入るはずだった大勢の人たちに、年収600万円は無理でも年収400万円を与えられないかと思うワケです、実際に4万人を削減することなど不可能です、この人たちの約半数くらいは名前が新日鐵ではない下請会社にいて、年収300万円以下で喘いでいるハズです、中産階級は中で多少上下の格差が拡がっても層としての厚みを生かすものであって欲しい願います
The comments to this entry are closed.
Comments