リアルなエクスペリエンスの価値をどうみるのか
エクスペリエンス...@ITによると単なる体験ではなくこれまでになかった体験という意味なのだそうだ、例として挙げられているのかSONYのウォークマン、まその進化形がアップルのiPodであるのは衆知のとおりです、他に何があるのかというと、第三の場所を提供すると言っているスターバックスコーヒーなんかもそうだろう、コーヒーの新たなる体験つうワケです、そして新しいタイプの温泉旅館もそうでしょう、東京にあるいくつかの温泉施設がそこに入るのかどうかはわかりませんが...
信濃のコーヒー屋さんが最近女性の単独行動が多くなったとおしゃっています、眞鍋かをりさんもお一人様がお好きのようです、このことはコーヒー屋さんによると女性たちがケータイを使って、多くの友だちだと日常的な疎結合を完成したからであるらしい、なんかそんな気がしないでもありません、そして前の記事にも書いたようにブロードバンドの発展によって、リアルな空間をだいぶヴァーチャルな空間で楽しめるようになってきています、そんな中先日の有明で行なわれた荒川選手の凱旋公演だとかカーリングの試合が大盛況だったとか...
このことは一見矛盾するように思えますがそうではありません、一気通貫で考えると最後は生ライヴの良さに結び付くわけです、ヴァーチャルでリアルな空間をかなり疑似体験できると人々はホンモノ、つまりリアルな空間がとても貴重なものだろうと理解できるわけです、そして疎結合を完成させたからこそ密結合をとても大事にすると言えるのではないでしょうか
今日のWBCアメリカ戦をテレビで観ても、その場の雰囲気をすべてわかるわけではありません、でも先日行ってきたWBC韓国戦は雰囲気で、今日の福留は打てない、石井の調子がおかしい、大塚の出来は最高だとかが直ぐにわかります、これが生の良さであります、もちろんボクが駄目と言った二人も今日駄目だけであって、明日は大活躍するのかもしれません
そして今の顧客(ユーザー)はその生の体験、いわゆるリアルなエクスペリエンスの価値に敏感であるということです、このことにもう騙されなくなってきているどうもそんな感じがしてなりません、有明のアイスショーでリンクに近い席から1万5千円、1万円、5千円だったのにも関わらず高い席から売れました
でもローリングストーンズは17500円、14500円、12500円、9000円という席でしたが、安い席は完売で一番高い17500円が余っています、あまりにそのエリアが広すぎて同じ価格内で上下の差があり過ぎるからです、そして高い席が3万5千円というさいたまアリーナ公演はガラガラようです、顧客がさいたまアリーナのスタンドサイズは、東京ドームから2階席をとった大きさだということを知っているからだと思います
昨年暮れに行なわれたサッカーのクラブ世界一決定シリーズのトヨタ杯は、前年までチケットを獲ろうとしてもなかなか獲れなかったのですが、決勝も含めて一番安い席を除けば容易にチケットが獲れました、あまりに高かったからです、WBC韓国戦でも比較的リーズナブルと思われた2階席は完売でしたが、高額な1階席は1塁側こそ入っていましたが3塁側はガラガラでした、何故なんだろうと思いません
今後はお客様のことをよくみて参加チーム、出演者などに払うギャラを決めて料金設定をしないとイケマセン、ボクはWBC韓国戦の1階席が大量に売れ残ったことから、やっぱり格差が拡がり多くの日本人が貧乏になってきていると感じます、ストーンズの公演でもアリーナのチケットを3万5千円と2万5千円の2段階とし富裕層に売りつけ、そのぶん1階席17500円を1万5千円くらいと少しでも下げないと駄目だと思います
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