ゼロ金利を解除できない日本
信濃のコーヒー屋さんが「ゼロ金利の解除は、まだ遠い。」と言っておられます、榊原さんも35兆円とジャブジャブになっている量的緩和を「5兆円ずつ減らしても半年はかかる」と言ってました、まぁゼロ金利解除となると国債がヤバイわけで、なかなか踏み込めんでしょうな、と言ってもこれ以上株価が上がると債権市場がアブナイ、増税に頼らずに税収を増やし、国の借金を劇的に削減する特効薬はないものでしょうか、そうですかナイですか
というわけで、今日本人富裕層の資産は続々海外へと海外へとキャピタルフライトしているワケです、ハイだから円安円安、でも同じ借金大国のアメリカが何故高金利でのうのうとしていられるのか、それは日本国債は我々日本人つうか大手金融機関が買ってますな、でも米国債を買っているのはアメリカ国民ではなく、日本人を中心とした外国人だからです、だからイザとなったら徳政令...(蟻蘭)
《追記》
コメントありがとうございます、日本も投資立国の姿になってきましたとのこと、おっしゃる通りです、外貨預金を筆頭に、インドなどの新興市場への投資も増えているようです、尚、読売の記事は直ぐに消えるので下記に転載します
所得黒字「貿易」上回る、05年国際収支22%増
財務省が13日発表した2005年の国際収支状況(速報)によると、海外との金利や配当金のやりとりを示す所得収支は、前年比22・5%増の11兆3595億円の黒字で、モノの取引を示す貿易収支の黒字(10兆3502億円)を暦年ベースで初めて上回った。 貿易黒字は、原油高騰で輸入額が膨らんだ影響で、前年比25・5%減と、4年ぶりに縮小した。一方、所得収支の黒字は、欧米への証券投資やアジアへの直接投資の拡大などで海外からの利子収入などが増え、2年連続で過去最高を更新して貿易黒字を上回った。
戦後、主に輸出で外貨を獲得してきた日本経済が、海外への投資でも収益を稼ぐ「投資立国」になりつつあることを裏付けた。 海外とのモノやサービスの取引全体の動きを示す経常収支の黒字は、前年比3・1%減の18兆479億円と、4年ぶりに縮小した。 貿易黒字の大幅な縮小が主な要因だが、輸出額、輸入額とも過去最高で、日本経済の回復を背景に貿易活動が活発な現状を示した。 サービス収支は、愛知万博による外国人観光客の増加などで、赤字幅が25・9%縮小して2兆7475億円の赤字だった。 同時に発表された05年12月の経常収支(速報)は、前年同月比8・6%増の1兆7484億円の黒字で、4か月連続で黒字幅が拡大した。
(2006年2月13日11時45分 読売新聞)
《追記2》
コメント&TBありがとうございます、ゼロ金利はともかく、量的緩和解除には向かいそうですね
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Comments
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060213i404.htm
05年の国際収支が出ました。海外の債券や株に投資をして稼いだお金が11兆円。貿易で稼いだお金が10兆円。日本も投資立国の姿になってきました。06年は少子高齢化が進み、この傾向が更に強まるでしょう。
Posted by: 斉藤久典 | February 13, 2006 07:12 PM
今日のように大きく売られていあた日本株が力強く反発していく市場が続くと意外と金利上昇に耐えられるということで、量的緩和が早まることもありえましょう。
Posted by: 星の王子様 | February 14, 2006 08:46 PM