ウェブ進化論の存在意義について
「ウェブ進化論で説明できないモノはあるのか」という記事に、「ウェブ進化論」という本の存在意義についてわかっておられないと思われるギーグ(?)さんからコメントをいただき、回答しました、ここに新しく記事を立てて転記しておきます<(__)>
尚、ボクはギーグさんもこの本を読んでおく必要があると感じています、それは梅田さんがエシュタブリメントと呼ぶおっさん方に、新しいウェブとはこういうもんですと話したことを知っておく重要性があるからです、そして優秀なギーグ由緒正しいギーグであればあるほど梅田さんの間違いを認識し、おっさん^^にそのことを指摘しながら自説を説く必要があります
「要するに、ここ1,2年のIT業界の流行をおさらいして、キーワードを並べただけだ」と書かれていますがおっしゃるとおりでしょう、でもそれが重要なんじゃないですか、今までこんな本があったか、なかったでしょう、皆が勝手気儘に雑誌などに書き散らかしていただけじゃないですか、梅田さんがそれをまとめたから意味があるんですよ
例えばあるギーグが素晴らしいアイデアを持っていたとします、彼はカネを出してくれるというおっさんにプレゼンするときに、本題よりも遙かに長い時間をかけて背景を説明しなければいけなかった、それが一言「まずウェブ進化論」を読んでくださいと言えば、その70~80%は背景説明が要らなくなります、これは大きいですよ、そう思いませんか?
ボクはギーク、例えばはてなの伊藤さんにこの本が書けるかと言ったら書けないと思います、そして彼は書けなくていいんですよ、書かないで新しいアイデアの実現に邁進して欲しいワケです、そこに今年46歳になるおっさんたる梅田さんがいて、この本を書いた意義がある、そう思いますよ
《幼稚なギーグさん^^(ようちゃん)からのコメント》
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/m/200602 (株式日記と経済展望)
要するに、ここ1,2年のIT業界の流行をおさらいして、キーワードを並べただけだ。たとえばロングテールの話などは、ウェブの数学的モデルとして重要な意味があるのだが、それもアマゾンやグーグルなどの事例を並べるだけ。話が横へ横へと滑っていって、ちっとも深まらない。
著者はシリコンバレーに住んでいて、こういう情報が現地でないと入手できないと思っているのかもしれないが、IT業界では、もう日米の距離なんてほとんどないのだ。まあブログもウィキペディアも知らないおじさんが入門書として読むにはいいかもしれないが、当ブログの読者には退屈だろう。
買う必要なしとのことです。ベストセラー5位だそうです。
《ボクの当初の回答》
コメントありがとうございます、まぁ批判はご自由だけどあそこまでオジサン向けにまとめた本は今までなかったつうことですよ、ところで、株式日記と経済展望のどこにそんな記載があったの?ググっても出ませんでしたよ
《追記》
コメントありがとうございます、本当だね、でこの人池田信夫さん本人じゃないときている、池田さんのブログによくコメントしている人みたいですね、何を考えているんだか...ま、この池田さんという人も社外じゃ誰かの助けがないと食っていけない人だね、本人の実力はシランけどサ、池田さんにTBしようかと思ったけど止めときます、分からず屋と関わりたくないからサw
あと、今日仕事の合間に考えたんだけど、この本は当然ギーグのIT教育には向かないけど、彼らがおっさん^^をどう教育していくつうか、言葉悪いけどどう手なづけていくかのいい教科書だなと思った、言葉遣いじゃなくて言葉の使い方ネ、ドウデスカ?
《追記2》
「RSSマーケティングガイド」なる本を買ってきました、こっちの方が仕事には役立つと思いますが、「ウェブ進化論」よりは遙かに難し^^そうです、チラっと中を読みましたがおっさんが直ぐにワカル言葉では書いてありません、そんなもんですw
《追記3》
TBありがとうございます、池田さんって「電波利権」を書いた人だったのですね、だったら、その能力だけで人の助けを借りずに食って行けそうですね、でも、その書かれた背景まで見通せないというのはマズイですね、これ以上進歩が見込めないということです、自分がわかっていることがエライということにはならないからです
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Comments
そのコメントってどこかで見た内容だなと思っていたのですが、池田信夫blogのエントリーそのままですね。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/39777cc917eaf0f8c5f1b43267d281da
Posted by: かのねこ | February 15, 2006 04:12 PM