どこまでプロのミスを認めるのか(医療過誤)
小児科医さんのブログを拝見していたら、先日産後に亡くなった女性への医療が過誤か否かについて言及されていました、ボクはトーシローですので詳細は小児科医さんの今日の記事とその先のリンクをご参照ください、この問題どこまでプロのミスを認めるのかということに尽きると思います、絶対防ぐべきものであるならばこれは医療過誤です、でもこの例のようにその医療設備では助けることが不可能であるならば医療過誤とは呼べないのではないでしょうか
不躾な話しですが亡くなられた彼女がもし紀子様なら助かっただろうと思います、それは紀子様のお産に対しては考えられ得る完璧な準備をするからです、でも一般ピーポーはなかなかそうはゆきません、ブログを読む限り産婦人科医が一生に一度遭うかどうかの症状だったそうです、医者の方を持つつもりは毛頭ありませんが、その点を踏まえ医療設備も含めてどこまでプロのミスを認めるのか、真剣に議論をしてコンセンサスを得る必要があると感じました、まそれにしてもここでもマスコミは騒ぎ過ぎのようです
人気ランキングはどうなっているんだろう?
《追記》
コメントありがとうございます、子供を産む女性にも診療する医者にも納得がゆく結論が出ることを期待しています
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Listed below are links to weblogs that reference どこまでプロのミスを認めるのか(医療過誤):
» これは医者として支援します [新小児科医のつぶやき]
先日書いた福島の産婦人科医逮捕の件です。その後それなりの続報が入り、事実関係が明らかになるにつれ、この事件を放置すれば医療全体の崩壊につがるものだと私は信じるようになりました。当ブログでも執刀医の加藤医師をささやかでも支援します。 この件については[http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/:title=ある産婦人科のひとりごと]で管理人氏が詳細に解説し、また多くの補足意見が寄せられていますので、是非目を通して欲しいと心から願います。管理人氏はエントリーやコメントから推... [Read More]
Tracked on February 28, 2006 02:44 PM
» 少子化よりも深刻な産婦人科医と小児科医の激減っ! [やっばり言いたい中年のひとこと日記]
新人医師、激務の小児科避ける?学会調査で志望4割減 (読売新聞) - 2月22日3時7分更新
大学病院や大学の関連病院の小児科での勤務を希望する新人医師が、3年前に比べて約4割減少したことが日本小児科学会の調査でわかった。
2004年以降、医師国家試験の合格後に、2年間の臨床研修が義務化されたが、同学会では「臨床研修で小児科の過酷な勤務実態に接し、敬遠されたのではないか」と危機感を募らせている。
今回の調査は、小児科医の育成に対し、この臨床研修制度がどんな影響を及ぼしているのかをテ...... [Read More]
Tracked on March 11, 2006 02:44 PM
Comments
この事件では医療系の掲示板では荒れています。福島県の産科医は全員辞職しろとの声が飛び交っています。診療をしなければ診療ミスは起こらないまでの極論もでています。
これがプロであっても許されざるミスであるとのコンセンサスが出来上がるなら、私も含めて医者は続けられなくなります。
全国紙ではもう忘れられたたんなる「医療ミス」の記事でしょうが、医者にとってはまさしく他人事ではない明日はわが身の出来事です。
医者にとって出来ることは、ささやかでも声を上げ、今回の事件の不当性を精一杯訴えるしか現状では手段がありません。
一般の方にはなかなか理解してもらい部分はあるでしょうが、この事件の影響は小さくは産科の絶滅を早め、大きくは医療をゆがめるキッカケになるぐらいの衝撃を与えるものだと考えてもらえれば幸いです。
Posted by: Yosyan | February 28, 2006 02:55 PM
滅多にございませんが、非常に不適切と判断したコメントは削除させていただきます、「在日医者が日本人を殺す」ってこのボケカス野郎日本人の恥だ、尚今まで1000近いコメントをいただきましたが、削除は今回が2回目です<(__)>(by管理人)
Posted by: システムとしての医療過誤 | March 02, 2006 03:55 PM