叩かれる民主党議員と緊迫する文明の衝突
ブログ炎上君(長島昭久、真摯なご意見に耳を傾けるの巻)とか折り紙君とか民主党議員が叩かれております、え~小学生^^と揶揄された方のモノホンの折り紙映像はコチラです、議員さんも大変です、炎上つうかココのコメント数も普段から考えると凄いモノがあります、まgooはメアドも要求されずに簡単にコメできてしまうんですがネ、でもまあ今日の政倫審をみても自民党幹事長の権力構造をみても、つけあがっている連中に少しはお灸をすえねばいかんのです、でもそこに目がいっている人は少数派なのかもしれません、てか国会は本来審議をしなければいけない問題が山積みなはずです、堀江メール問題なんかに関わりあっている暇などないと思うのですが...
ところで、日本ではあまり話題になりませんが、アメリカとイランの関係がかなりきな臭くなって来ています、ブッシュさんがレイムダック解消のためになどと甘く考えているととんでもないことになりそうです、ムハンマドの風刺画もそうですが、世の中あまりに物事を西欧側からみる輩が多過ぎます、国際事情に詳しいと言われる人からしてそうなのですから嘆かわしい限りです、イランはイスラムの人に与える影響がイラクと段違いに違う、このことを真剣に考えねばなりません、人の心には言論の自由、表現の自由であっても不可侵な部分があるのです、そのことを知らねばなりません、ま中国の言論統制には当て嵌まりませんがネ
《追記》
コメントありがとうございます、お前は宗教のことを軽く考えすぎだとも書かれましたから、そういうご意見が出るかもしれないとは思っていました、ムスリムにも自分の価値観を相手押し付ける人もいるでしょう、ただ自分の生活の範囲内でその価値観を大切にしてもそう思われることもあります、特に自分たちの文化に馴染むように強制するフランスではそれが顕著になるとか
それに「信仰」と「政治」を分離するのが近代的な社会とも限りませんよ、日本には欧米とは違った日本の文化があります、「文明の衝突」が起きても欧米だけに味方する必要はないと思います、もちろん中東は佐藤優さんが著書「国家の自縛」の中で「イスラエルを大事にせよ」とおっしゃるように、イスラムの視点からだけみるのが危険であることは言うまでもありません、ボクは欧米の視点だけからみる人が大半なので警告を発しているだけです
再コメントありがとうございます、近代社会について凄い偏見をお持ちのようで、それに西欧社会>イスラム社会ではないですよ、まあ貴方が定義する産業社会や情報社会なら十分に近代社会つうか現代社会ですワ、別に政治と信仰を分離する必要もないです、それが他者の生き方を妨害するモノであってはなりませんし、殻の中に閉じ篭るのは許されませんが、自分とその家族内であれば問題ないでしょう、そして好きでフランスに来ているわけではありません、フランスも移民を受け入れる以上多少の緩和をするべきではないですか、そういう時代が来ていると思いますよ
再々コメントありがとうございます、ハイハイ、貴方が外交とか商社などの重要な立場にいらっしゃらないことを祈るばかりです、私が言っているのは西欧の立場からのみモノをみるなと言っているだけです、イスラムの立場からのみモノをみるも危険であることは言うまでもありません、物事を俯瞰せよと言っております、イスラムは邪悪な存在ではありません、相手をあるがままに受け入れよと言っております、我々にしろ西欧にしろイスラムと価値観を共有する必要などありません、そんなことハナから無理でしょ、しかしその価値観に常に寛容であれと言っております、民主化と称し自分たちの価値観を押し付けるなと言っております、であれば文明は衝突することなく共存できるのです、腐敗したイランのパーレビ王朝とかパレスティナのファタハがその権力を失ったのは、当然の成り行きであり特に悲観すべきことではありません
《追記2》
風刺画:関連法の厳格適用求め共同声明 アナン事務総長とのこと、この発言を評価します、この発言が相手の価値観に常に寛容であれということです、如何思われますか?
The comments to this entry are closed.
Comments
ヨーロッパに移民したムスリムは自分達の価値観を地元の人間にも押し付けるので毛嫌いされてるそうですよ。
「不可侵」の部分に先に踏み込んだのはムスリムだとも言えますが。
因みにイスラームは「信仰」と「政治」を分離する近代的な社会とは別物ですから、究極的には日本人とも合わないと思います。
「あっち側」の人たちに過剰な思い入れを持つのは如何なものかと。
「文明の衝突」が起きるなら日本人は否応なく欧米に味方せざるを得ないのです。
Posted by: 煬帝 | February 24, 2006 05:52 AM
幾つか誤解があるようですね。
フランスは革命以来「政治」と「信仰」の分離が最も徹底してる国です。言ってみれば「俗世」と「信仰」を隔離するのが国是のような国ですので、そこに移住するのならその方式に従うべきだと思いますが。
それから、「近代社会」の定義について。「近代社会」はフランス、ドイツ、イギリス、アメリカのような市民革命により「西欧的人権」を国民が手にした社会、と一応私は定義しています。その価値観を共有しない社会は近代社会ではないのです。
従って、定義からすれば「産業社会」や「情報社会」ではあっても「近代社会」でないところも有り得る。
日本は独自の文明を持っていますが、前記の西欧的価値観を重視する限りはイスラーム文明とは相容れない。
二者択一なら当然欧米に組する他ないのです。
Posted by: 煬帝 | February 24, 2006 08:06 PM
これで最後にします。
政治と信仰が分離できないからイランのパーレビ朝の近代化政策が失敗したり、その他イスラーム法学者の政治介入が起こるのではありませんか。
政治と信仰が分離できないから神の名によるテロルが頻発するのではありませんか。
ムスリムは多分に「他者の生き方を妨害する」性質を持っています。それは聖俗分離の思考が出来ない部分があるからです。敬虔なムスリムであればあるほどその傾向は強まります。
私はイスラーム社会が西欧社会より劣るとは書いていません。異質のものであり、私の定義する「近代社会」には含まれないと主張しただけです。
そして、ムスリム国家とは人権等の価値観を現在共有していないが故に欧米に味方せざるを得ない。この考えは変わりません。
「凄い偏見」をお持ちなのは貴方の方ではありませんか。世界の歴史をもっとしっかり勉強することを強くお勧めします。
では失礼。
Posted by: 煬帝 | February 25, 2006 05:15 PM