« 構造断面図をみて鉄骨量をきいてから買え | Main | 歴史教育とは淡々と事実を教えるべきもの »

December 17, 2005

少子化対策の勘違い

少子化社会白書:「日本は超少子化国」 育児、1年で173万円--官民連携対策促すとのこと、ボクはコレって勘違いだと思いますよ、結婚している夫婦の出生率は2.08で変わっていません、ココが下がっていれば記事の内容の通りでしょうが事実は違います、今新卒の就職状況が相当改善しているようですので、ボクは5年後に出生率は上向くとみています、はいココはそんなに心配イラナイと思っています、一番の心配は今25~35歳の世代です、働く気のないニートは放っておくしかないですが、働く気のあるフリーターを救う必要があると感じています、そうすれば自ずから出生率は上がります、如何でしょうか?

人気ランキングはどうなっているんだろう?

《追記》
コメントありがとうございます、どうなんでしょうね、いずれわかります、働くのがツライなんて別に今始まった話しではない、死んだ親父曰く戦後の闇市世代はもっと凄まじかったそうです、とにかく失われた10年世代との世代間格差はかってなく醜いようです、そういうのが問題なんじゃないですか

《追記2》
TBありがとうございます、少子化対策の本質は労働政策だと思うのだがいかがだろうか?とのこと、おっしゃるとおりだと思います、企業は団塊世代の大量退職と景気浮揚で人を雇い始めましたが、人の不良債権といわれる失われた10年世代をどうするのかが急務と考えます

《追記3》
コメントありがとうございます、女性が強くなってしたたかにキャリアアップとのこと、確かにその傾向はありますが、それは1960年生まれの香山リカさん曰く1970年代生まれの貧乏クジ世代(=失われた10年世代)のお話しで、最近の若い女性の希望職業No.1は実ハ専業主婦とか...

《追記4》
コメントありがとうございます、安上がりな労働力を安易に求める企業が多い事が問題なような気がしますとのこと、おっしゃるとおりです、この問題に関してはちゃんと労働した人に適正な給与を支払えという記事で取り上げました

|

« 構造断面図をみて鉄骨量をきいてから買え | Main | 歴史教育とは淡々と事実を教えるべきもの »

Comments

結局全ての問題は、適齢期の人たちの多くが、
会社で夜遅くまでサービス残業してヘロヘロに
なってる状況にあると思うんですけどね。。。

当人たちは仕事仕事で結婚どころじゃないし、
ニートやフリーターもそれ見てそんな生活したくないし、
それで収入が少ないから結婚できない。

若い中産階級に負担をかぶせたツケでしかないと思うので、
改善されるまで(というか多分改善されないと思う)、
出生率は上がらないと思います。

Posted by: Q | December 16, 2005 11:58 PM

あ、心配されてる世代に入ってる。

少子化白書も労働白書も触れていませんが、均等法施行後に女性が強くなってきていることも少子化の一因だと思います。

ここ数年は異業種の資格試験なんか受けると、明らかに女性が多いです(金融系、語学系、福祉系・医療系、ただし横浜会場以外は知らない。IT系はCBTという試験方式が多く、10人くらいの小部屋入れ替えで把握できない)。
この手の勉強会や試験対策MLでも女性の方が多いような気がします。

例の25~35の男達が「萌え~」とかいっている間に、彼女たちはしたたかにキャリアアップを目指していて、「別に男に頼らなくてもいいわよ」「男に束縛されたくないわ」って傾向増加は無視できないと思います。

日経225に入っているM社人事は、「企業イメージアップのため、同じ能力だったら女性を昇進させる」って言ってたし。

男の子頑張れー(自分も)。ちなみに横浜の物価で育児年間173万じゃやっていけません。

Posted by: にょろろん | December 17, 2005 12:57 PM

トラックバックさせて頂きます。
私は、安上がりな労働力を安易に求める企業が多い事が問題なような気がします。。。

Posted by: poco | January 11, 2006 11:49 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 少子化対策の勘違い:

» 予想をさらに前倒し、日本の人口が今年から減少? [Blog for Japan]
2004年には「日本の人口が減少するのは2007年ごろ」と言われていた。今年に入ってこの予想は2006年に前倒しになり、先日、政府から出された少子化社会白書にも、人口減少は2006年からと予想されている。ところが、先日、川崎厚生労働相は「平成十七年は、わが国の人口が減る年になりそうだ。黄色のサインが点滅したと言ってもいい」と述べ、政府や白書が想定したよりも早く「人口減少社会」に突入するとの見通しを明らかにした(産経新聞)。... [Read More]

Tracked on December 17, 2005 10:45 AM

» 少子化対策という言葉の問題 [滑稽本]
獅子心臓さんから送られてくるメールを見ていて思った事。 「少子化対策」という言葉には非常に問題がある。 当然、「少子高齢化対策」にもだ。 なぜならば、 少子化対策ならば、多子化対策 だし、 高齢化対策ならば、低齢化社会対策 だからだ。 子供を多くしたいだけな... [Read More]

Tracked on December 17, 2005 12:18 PM

« 構造断面図をみて鉄骨量をきいてから買え | Main | 歴史教育とは淡々と事実を教えるべきもの »