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December 30, 2005

世耕さんの本を読みますた(衆議院選勝利の方程式)

衆議院選勝利の陰の立役者世耕さんの本(プロフェッショナル広報戦略)を読みますた、国民へのわかりやすいシンプルなメッセージ、トップ(この場合は小泉首相)とのダイレクトアクセスが不可欠と書いてあります、広報の役割とはトップのメッセージをわかりやすくユーザー^^に伝えるということです

この本は小難しく書いていないので数時間で一気に読み通せます、彼自身が元NTTの広報担当だったということもあり、こういう文章を書くのはお手のモノなのでしょう、まぁこの本は彼が知っていることの半分も書いていないだろって感じの不完全燃焼のトコがあります、でもそれは彼の立場を考えれば仕方のないところだと思います

人気ランキングはどうなっているんだろう?

この本を読むと「自民・郵政」「民主・年金」の図式であったが、潮目が変わりそうなところで常に小泉さんが出てきて流れを自民に戻していった、天王山は投票の一週間前の日曜日のフジ、NHK、テレ朝の3局をはしごした午前中のテレビ出演で、そこで小泉さんが岡田さんに、特に女性に対する印象で圧勝したと書いてあります

そのときに、不測の事態に備えながらも、焦らず勇み足を踏むことなく、選挙のベテランの意見をききながら、冷静沈着に場を見極めていったことが勝利に繋がった、局地戦で敗れることがあってもその敗因を徹底的に分析し、二度と同じ内容で敗れることがないようにしていったと書いてあります

もし年金戦に持ち込まれても、民主党の支持母体の官公労が絶対に反対する、厚生年金と上乗せがある共済年金の一本化を持ち出す予定だったとか、徹底的に相手の弱点を突く作戦ですね、まぁそこを飲み込んで一本化しましょうと自分から言えない民主党がだらしがないということですが…

世耕さんによると肝は新聞、雑誌、テレビなどマスコミの発言を、全部文章に起こして重要な部分に下線をひくこと、そして全体の論調分析だそうです、つまり必要な情報を集めて的確に分析するという、当たり前のことをキッチリやるということです、彼はNTTの広報マン時代に毎朝6時半には出社して新聞の切抜きを行い、8時半には当時の真藤社長以下全役員に、その内容を重要なものからまとめて提出していたようです

そして、首相、官房長官、幹事長の記者会見とか、彼らが官邸などで記者に囲まれたときに、記者からどんな質問が飛んでくるのか、テレビ出演で相手の人間が何を喋るのかなどを事前に想定しておき、想定問答集のレクチャーをしておくのが広報の役割だと言っていました、それは当然のことなのですが、今の自民党ではまだ完璧ではないようです

仮説・検証PDCAなどとよく言いますが、自分たちそして相手の民主党の発言でどのように世論が変わって行くのか、変わった場合にどのように対処していくのか、それを常に先回りしていくようにしたら、相手(民主党)がいつネタを仕入れてどのように発言するかが読めたと言っています、これじゃぁ勝てません罠

まぁ今回の偽装問題では議員さん個人の裁量に任せたので、今は民主党の馬淵議員のみが光り輝いていますが、世耕さんがウラ^^に登場して巻き返す機会を狙っていますかネ、こういう注目される国会質問のときにはそういうことはアリだろうと思います、それにしても民主党、先日の大同団結を否定していた前原さんのテレビ出演はオソマツ君でした

《追記》
今、世耕さんが出ているテレビ番組をみています、詭弁と感じない詭弁、こりゃ凄い人だワ、そのうち参議院議員から総理大臣になる鴨葱...本にも書いているけど「解散直後の会見=選挙のCM」のようにみえますが、映像は別の日に撮ったモノです

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