アメリカのファンダメンタルは好調?(虚構の幸せ)
最近のニュースなどを見聞きする限り、ハリケーンカトリーナなどで大きな被害が出ましたが、アメリカのファンダメンタルは好調のようです、翻って日本をみれば日銀短観、政府などの発表によると景気はかなり持ち直しています、でも街に出るとどうでしょうか、伊勢丹メンズ館、高級ブランドショップ、成城石井とかに行かないとそんなに景気がいいという実感がありません
これが何をあらわしているかというと、ファンダメンタルは貧乏人がどうなろうと影響はないということです、上位5%~10%の人が超豊かになれば景気はある程度引っ張れる、つうか見せかけの、虚構の幸せを演出できるということなのでしょう、この姿をみて竹中さんが日本の景気は良くなったという、でもこれって恐くないですか
タクシーの運転手100人にききました、景気は良くなっていますか?もし良くなっていると答えたとしましょう、でも貧乏人はタクシーになど乗りません、飲むときでも客単価の安い店でオダを上げ、電車で帰るだけです
金持ちが銀座で飲み出せば彼らは景気が良くなったと言い出すでしょう、ボクは景気が良くなったと言っても今はそんな状況なのだと思います、40、50代のリストラ中年オヤヂと20代のニート&フリーター若者を元気にしないとアカンのじゃないかと感じます
阪神淡路大震災の時に長田の街が綺麗になって良かったなどとアフォな話しをした人がいました、貧乏人を放置すればフランスのような暴動を招きます、アメリカのような塀に守られた生活をすることになります
努力をしない人を救う必要はないと思いますが、少しでも努力をする人、元気に生きたいと思う人を応援して、日本が下流社会から元気になる方法はないのでしょうか、健全な競争はいいですが、ギスギスして住み難い世の中は真っ平御免です
小野小町が「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」と詠みました、人間いつまでも若くはありません、そして「葉隠」ではありませんが人生はいつも死と隣り合わせです、本田美奈子さんをみてあらためてそう感じました、自分に明日はないかもしれない、でもスカーレット・オハラのように「明日は明日の風が吹く」のです、元気に少しでも良くなるように努力したいと思います
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Comments
TB失礼す。なんででしょう? 同じニフテーなのに…。
ところで、マルセルさんのコメント、意味深長すぎます^^;
Posted by: 踊る新聞屋-。 | November 23, 2005 01:08 AM