タウンウォッチング
仕事が一息ついたのでブラブラと自宅の周りをタウンウォッチングしてきました、いつの間にか近くの高級スーパーが1軒消えていた、うちは東京の郊外なので、金持ちがこの街を離れ都心に移住し始めているのかなと感じました、上野から品川にかけて金持ち用の高級マンションが建ち始めているからネ
少し歩くと話題の99ショップがみえてきた、中に入ると1/3がダイソーのような雑貨、その他は少し大きなコンビニ、小さめなスーパーって感じだ、全部が99円なのではなく、もやしなどの一部の野菜は40~50円で売っているし、コーヒーなどのソフトドリンクは99円だが、ビール、チューハイなど酒類の価格はコンビニと変わらない値段で、店員さんにきくとお客様の便宜のためですと言っていた
ソフトドリンクなどはコンビニ落ちと思われるような商品が主で、最新のアイテムはあまりないようにみえた、これが安さの原因なのだろう、コンビニのアウトレット役というところだ、こういうところはつるやなどと変わらない、野菜が小分けされていて99円均一というのはチョンガーには便利だろう、中にはスーパーで88円の板チョコを99円で売っていたりと高い商品もあり、当然のことだが全部の商品が安いというわけではない
それからしばらく歩くとブックオフがみえてきた、中に入ると中の1/3以上はコミックだ、あとは単行本、文庫、新書、雑誌、CD、DVD、ゲームソフトなのはどこのブックオフでも一緒で、特に目新しいところはない、コミックのシェアが高いということは、ビデオiPodとかPSPの液晶画面で静止画、FLASHなどの部分動画が表示できるようになると、コミックからこちらに移行して行くのではないかと感じた、そうフツーの本の電子化より早いだろう
さて、何があるのかなと新書の棚に行くと、話題の「さおだけ屋はなぜ潰れない」が3冊もあった、世の中の人が財務とか会計に敏感になっているのだと思う、こういう本が売れるということは景気が良くないということだ、「ご臨終メディア」が1冊あったが、お目当ての「下流社会」はなかった、今「さおだけ屋はなぜ潰れない」が出ているのでもう少し時間がかかるのだろう
次に文庫の棚に行くと、三島由紀夫氏の本は「豊饒の海(ニ)・奔馬」の1冊しかなかった、映画「春の雪」で話題になり人々が押しかけたのだろう、そういえば「アルファブロガー」がもう棚に並んでいた、売れているという証しのように思える、落胆することはない
帰りに歩道を歩いていたら、間際を車が後ろから猛スピードで走り抜けていった、ちょっとでも居眠りされていたら大変だ、特に子連れの場合は散歩にも注意が必要と感じた、もちろん子供は車道から遠い方を歩かせるのだ、そして道が曲がっていて車が突っ込みそうなトコにはガードレールを付けて欲しいと思う
《追記》
ハコフグさんコメントありがとうございます、今の貧乏人の生活ってデフレで持っているようなもんです、おカネをばら撒かない貧乏人の救済策が望まれます、どうやって雇用を、それも徹底的に人件費をぶっ叩かなくても済む様な世の中にならないものかと、人間は余裕があれば買い物をします、買い物をすれば景気が上がって行くのですが...
《追記2》
散歩中に2軒の小さな郵便局があった、その入り口にどちらも警備員のオジサンが立っていた、明らかに2人とも50歳を過ぎており、イザ取っ組み合いになったら役に立ちそうもないようにみえた、そういえば近くの三菱UFJ銀行の無人店舗にも立っていた、そう例の隠しカメラ事件があってからだ
これをみてフトこれからは銀行の無人店舗がなくなり、郵便局だとかコンビニだとか人が常にいるトコにATMが置かれ、人が監視できるように店舗内のレイアウト変更が行われるようになるのかもしれないと思った、こういう警備費用が結構馬鹿にならないからだ、監視カメラにも限界があるのかもしれない、ま金融庁の行過ぎたご指導^^のせいかもしれヌが...
《追記3》
コメントありがとうございます、「最近は「ごく普通にある生活」に「狂気」が潜んでいることに、社会の変化とあり方を考えてしまいますね」とのこと、やはり時代が急速に変化しているときにはその「狂気」が外に出てきてしまうのでしょう、ただ建築疑惑の件は時代とは別かと...
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Comments
すごくリアリティがあって良いお話でした。
実質的にデフレは一向に収まらないようですが、これは構造的なものであることは、町を歩けば納得できます。
ここに、原油価格の上昇と、円安などが端緒となって急激なインフレに転じると、若者、年金生活者などの社会的弱者の生活は徹底的に破壊されるでしょうね。
Posted by: hakohugu | November 25, 2005 10:34 AM
お礼が遅くなりました。
「日々是マーケティング」の管理人です。
昨日やっと、ブログを復活させました。
「ごく普通の生活が出来るありがたさ」を実感しています。
ただ最近は「ごく普通にある生活」に「狂気」が潜んでいることに、社会の変化とあり方を考えてしまいますね。
Posted by: いとう | November 27, 2005 10:56 PM