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October 18, 2005

放送局って未来はあるの?Ⅱ(TBSとはそのうち離婚...)

先日の記事で放送局って未来はあるの?って考えました、結論はプロデューサー機能とコンテンツに関する権利を持たない限り未来はないということです、正直今の平均1500万円なんていう馬鹿高い年収を維持するのはほとんど不可能です

何故テレビ局の人が高給を貰えるのか、それは今彼らが放送という出口をすべて握っているからであり、その事業が認可というものに守られているからです、もちろんキャスター、アナウンサーなどの特殊な才能を持った人は別で、これからも価値が落ちることはありません

人気ランキングはどうなっているんだろう?

近い将来、先進国でFTTHが実現し光多重技術のさらなる発展により今の100メガの数倍から数十倍の帯域が実現すると、2時間の動画データが短時間でダウンロードできるようになりますし、外のサーバからストリーミングで再生することも簡単にできるようになります

こうなるとどうなるのか、映画、ドラマ、ドキュメンタリー、スポーツ中継、そしてリアルタイムのニュースさえも放送局を通す必要がなくなるのです、各製作・販売会社が独自にサーバを持ちユーザーと契約すればいいだけです

例えばCNNのニュースを聞きたいなら、彼らと契約して彼らのサーバにつなげるだけです、今までのようにスカパーに入る必要も、ケーブルテレビに入る必要もありません、このことは既に起こっています

USENのGYAO、日経NETの動画ニュース、JRA(中央競馬)のレーシングビューワーなどがそうです、今日はパリーグのプレイオフをヤフーが100Kでしたが無料動画中継をしていました、もちろんこの部分を既存の放送局も担えますが、放送業と違って簡単に新規参入できます

このため、その価値を維持するためにはプロデューサー機能とコンテンツ権利の保持が不可欠です、今のぬるま湯に浸かったカエルのような放送業界にとてもできるとは思えません、明らかに新規参入された人たちにやられることは目に見えています

ところで、三木谷さんのようにネット業界が放送業界と提携することは必要でしょうか?孫さんは放送業界とはひとつの企業と提携をせず、等距離外交をするとおっしゃっているようです、ボクにはこの生き方の方が正解だと思います、如何思われますか?

TBSに縛られてフジと話しができない、有力な製作会社と話しが出来ないでは何をやっているのかわかりません、ボクは小さくても有力な企業たちがうごめき、多彩な才能がプロジェクト毎に結びつく、今のハリウッドの映画産業の姿が今後の放送業界の生き方のモデルのような気がします

《追記》
ビデオサーバ技術は既に5年ほど前にマイクロソフトがほぼ完成させています、iTunesを進めるアップルも含め他社も技術を熟成させているハズ、また、MSのゲーム機X-BOXには恐らくビデオサーバの端末としても技術が詰め込まれており、端末はMSだけではなくSONY(PS3とHDDレコーダ)、アップルなども当然考えている

そして、アップルの技術の一端が今回の製品ということになります、そう考えたるととてもわかりやすいです、となるとVODで残る問題はネットワークの帯域だけです、楽天の三木谷さんの戦略ですが、今の過渡的な状況ではTBSのような放送業と一時組んだ方が得と判断したのでしょう、世の中が変わり、ノウハウを取得したら離婚するつもりではないでしょうか?

《追記2》
コメントありがとうございます、おっしゃるとおりだと思います

《追記3》
コメントありがとうございます、課金はボクには結構システムの問題だけのような気がします

《追記4》
TBありがとうございます、以前アメリカで接続会員だけが財産のAOLがその株式が上がりきったときにタイムワーナーを買いました、三木谷さんもそのあたりのビミョーな感覚を持っているかもしれませんネ、ま、接続会員だけが財産で内部に楽天市場みたいなものを持たないAOLはお荷物になり、いまや事業売却の対象とか...

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Comments

>今のぬるま湯に浸かったカエルのような放送業界にとてもできるとは思えません、明らかに新規参入された人たちにやられることは目に見えています、如何思われますか?

確かに、政治家崩れの団塊の世代が幅を利かせているマスコミ業界に、可能性はないと思います。
『発信の場』を独占してきたが故に、今のポジションがあるのでしょう。

もはや、真っ当なものが真っ当に評価される時代は到来しています。だから傍観者然として中身がなければ、当然のことながら、一方通行ではない双方向の情報媒体によって淘汰される。ということなんだと思います。

Posted by: あさだっち | October 18, 2005 01:48 PM

こういう見方がかなり共有化してきたようでうれしいです。しかし「情報はタダ」に慣れた視聴者の財布をあけるのはかなり難しいような気もします。広告戦略も重要ですね。

Posted by: hakohugu | October 18, 2005 02:12 PM

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