民主党は視座を明らかにすべきだ
小泉首相と前原代表の党首討論をみて感じたことは、民主党は自らの視座を明らかにすべきだということです、自民党は新自由主義に基づいて小さな政府を目指す集団であり、その視座は財界とYES Projectに代表されるような若手経営者にあると思われます
なら、対する民主党は新自由主義とは違う第三の道を模索する集団であり、その視座は比較的裕福な労働者とされる支持母体の労組ではなく、非正規社員、フリーターに代表される名も無き庶民でなくてはいけません
ハイ、ボクは民主党にこの名も無き庶民という視座でモノをみていただきたいと思っています、前原さんは効率のよい政府とおっしゃっているようですが、自民党との小さな政府との違いが非常に見え難いです
尚、この記事は「Grip Blog」のこの記事にインスパイア^^されて書かれたものです
自民党に政権を任せたら日本全体のGDPは上がるかもしれませんが、多くの人たちが下層階級に置かれ苦しい生活を強いられます、治安もさらに悪くなるでしょう、かといって、もし共産党・社民党が政権を獲るようなことがあれば、日本全体のGDPが下がって、国民上から下まで1億総貧乏という事態に陥ります
民主党には是非この中間を行って欲しいのです、視座を名も無き庶民に置き、庶民の生活レベルを底上げしながら内需を拡大させ、日本全体のGDPも上げてゆく政策が求められます、消費税を15%にするより、法人税率(UP)と所得税累進率(強化)の微調整、豪邸、億ション、高級車、宝飾などへの贅沢税などを考えられたら如何ですか?
《追記》
コメントありがとうございます、「増税論議も人件費削減も人員カットも弱い者イジメではないやり方があると思いますね」とのこと、是非その方向で努力いただきたいものです
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Comments
おっしゃるとおりだと思います。増税論議も人件費削減も人員カットも弱い者イジメではないやり方があると思いますね。
Posted by: hide | October 28, 2005 05:18 PM