ニューオリンズ壊滅(巨大ハリケーン襲来)
911で災害支援の人と資金がテロ対策
に回りニューオリンズの悲劇が起きた
財政の逼迫した日本もこのことに学べ!
NHKが2001年に同時多発テロが起こって、自然災害に回す人と資金をテロ対策に回したため、ニューオリンズの悲劇を防げなかったと言っています、日本も財政が逼迫しています、もしかするとこういう災害に回すカネがないのかもしれません
こういう場合は、水脹れているところと足りないとこをはっきりみて、適切な処置をすることが大事です、でも役所はこういうときに必ず無駄な要求をしてきます、国民もそのことはわかっているので、何のために何をするのかハッキリ明示して国民の了解を得るようにしてください<(__)>
《9月4日の記事》
下記のリンクに今までみた中で一番詳しい情報が載っています、コレを読むとアメリカで今何が起こっているのかよくわかると思います、これは村上龍さんのJMMのメールマガジンの記事です、この記事では主に米国内の問題を扱い、特に地球温暖化には触れていません、でもボクが注目しているのは下記の記述です、明らかに地球温暖化がもたらしたものと思われます
『from 911/USAレポート』 第214回「天災と人災」
《レポートの抜粋》
ゆっくりと湾内に止まりながら北上を開始するまでに、湾内の摂氏32度以上という海水温のエネルギーを受けてどんどん発達したのです
意外だったのは、メキシコ湾の海水温がかなり緯度の高い、つまりアラバマからミシシッピ、ルイジアナの沿岸ぎりぎりのところまで摂氏32度以上のレベルに上昇していたということです
その結果、北上しても発達の勢いは止みませんでした。最終的に本土をうかがう時点では、中心の気圧が「904ヘクトパスカル」(実際の上陸時にはやや衰えて908ヘクトパスカル)という信じられない勢力に達していたのです
《追記7》
首都圏豪雨:1時間100ミリ超 住宅浸水や道路冠水続発とのこと、ありゃ東京でも小規模ながらこういうことが起こっているようです
《追記8》
「カトリーナ」救援、黒人差別批判に反論…ライス長官とのこと、ブッシュさん、黒人女性のライスさんを政権に入れておいたのは大正解でした、普通外務大臣(国務長官)が国内の救援活動になど行きませんからネ
《追記9》
台風14号:カトリーナより暴風域広く 東京も対策急ぐとのこと、杉並にも神田川の増水を防ぐ地下調節池があったようなのですが...
《追記10》
米ハリケーン:老人ホームで30人死亡 ニューオーリンズとのこと、こういう老人を見捨てた人たちを安易に責められないというのが何とも哀しいですね
《9月2日の記事》
巨大ハリケーンが襲来してニューオリンズが壊滅状態のようです、新聞の記事が誇大なのかもしれませんが、「強奪事件など治安の悪化も深刻化し米政府は州兵4200人の追加派兵を決定。ブランコ同州知事は「戦闘開始」を宣言し、武装集団には射殺も辞さない方針を明らかにした」などという記事を読むと、災害が起こったのが世界一の先進国と呼ばれているアメリカなのかとビックリします
武装集団には射殺も辞さない方針なんてぇのをみると、アメリカと戦争をした中東の某国の出来事だと勘違いしてしまいます、なんか災害が起こる起こらない以前に、国全体の人心も既に大きく乱れているような気がしませんか?チョット恐いですね
それにしても、皆さんこんな凄いハリケーン(台風、サイクロン)ってきいたことありますか、中心付近の最大風速90mとか言ってました、昔大きな被害を出したと言われる、伊勢湾台風、室戸台風でもこんな巨大ではなかったと思います
今年、東京にも台風が押し寄せましたが、地盤が緩んでいない限り、崖が近くにない限り、家の中で静かにしていれば難は逃れることができます、それは台風の通り道と言われ毎年時期になるといくつもの台風に襲われる沖縄県でも変わりません
このハリケーンは有史以来最大とも言われていますよね、このような被害が出た一番大きな原因は、堤防に囲まれた海抜以下の地域が多いニューオリンズの地形、そしてそれを守る堤防などの整備が不十分であったと言われています、でもこんな巨大なハリケーンが来なければ大丈夫だったでしょう
ボクはやっぱりエネルギーの世紀と言われた20世紀最大の負の遺産、二酸化炭素の大量排出の影響だと思います、繰り返します、これは自然災害ではありません、明らかな人災です、異常な地球温暖化を放置したアメリカ政府の責任でしょう、厳しい言葉ですが自業自得です
★前に書いた記事「1000人以上が亡くなる(アメリカとイラク)」
★米ハリケーン:高まる弱者の死亡危機 武装集団には射殺も
★米ハリケーン:「再建不能」発言に、ルイジアナ知事激怒
★ハリケーン報道写真特集(英語)
《追記》
TBありがとうございます、「同情よりも冷笑が目立つ」とのこと、ボクの記事もそう思われてしまったのかな、書き方に気をつけないといけませんね、もちろん被災者の早期の救援が第一です
友人からききましたが、ラテンクォーターをフラフラ徘徊していると、どこからともなくトランペット、サックスなどの音が聴こえてくるそうです、そんな素敵な街に早く戻って欲しいと願います
ボクはイラク戦争のバチがあたったなどと言うつもりはありません、ただこれ以上地球温暖化をアメリカ・ブッシュ政権が放置すると、第二、第三のカトリーヌに襲われること必定です、もう待ったなしではないかと思うわけです
ま今直ぐ対策に取り組んでも今年もう1回、さらに来年、再来年と襲われる可能性は高いです、ソッチの対策が先だと言うのは間違いではありませんが、それは応急措置でしかありません、抜本的な対策は京都議定書を遙かに上回る対策をアメリカが率先して打つことです
原油の高騰にしろ、今回の巨大ハリケーンにしろ、エネルギーの使用量を全世界で極小にする以外手立てはありません、そのためには最もエネルギーを消費しているアメリカが率先垂範する必要ありと思います
ただ、アメリカ・ブッシュ政権は会見の時左脇にいたクリントンさんが批准しようとしていた京都議定書の批准を断りましたから、ボクの言う応急措置でお茶を濁すと思います、政治家は自分の支持母体を裏切る発言、行いはしないものです
その時の環境保護団体、米国民、そして次期大統領を目指すという民主党・クリントン夫妻の反応が楽しみです、アメリカが良識のある人の言う「21世紀を環境配慮の世紀に」というメッセージをどう受けとめられるかにかかっています
《追記2》
コメントありがとうございます、台風14号は935haで最大風速45m/sですからかなりでかいですね、でもカトリーナは902haで最大風速75m/sですから比較にならないようです、イヤハヤこんなモンが来たらどうなるんでしょうネ
《追記3》
コメントありがとうございます、ググってみました、そうですね特に第2室戸台風の数値の凄さはカトリーナとほぼ変わりませんネ、本土はいいですけど、沖縄とかはどうなんでしょう、やはり建築の基準つうか建築物の台風に対する防備がキチンと出来ているのでしょうネ、でもこれでブッシュ君にこれは自然災害だぁと言い訳されても困るのですが...
《追記4》
コメントありがとうございます、う~ンでもなぁあのハリケーンはやっぱり海水温の異常な上昇じゃないのかなぁ...本当に自然災害でということで済むんですかねぇ、やっぱり済まないですよ
ヨーロッパの酸性雨、氷河の異様な後退、旱魃、洪水の頻発などなど、明らかに20世紀の後半からは目に見えて自然環境がおかしくなっています、10年に1度の災害が数年に1度、1年に1度と間隔が異様に短くなったらやはり異常です
《追記5》
貧富の差ですかそれもありますね、人種差別という声も出始めているようです、いずれにしてもすべてが根がヒジョーに深い問題です
《追記6》
TBありがとうございます、「でも、私が考える「人間の最高の環境保護」はこれ以上、余計なことをしないです」とのこと、深いご意見です、とにかくわがままが一番いけません、人間ってホント傲慢なんですね、哀しいです
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Comments
今沖縄に接近している台風14号が「規模的にカトリーヌに近い」という情報もあるそうで…大きな被害が出ないことを祈るばかりです…
Posted by: 案山子 | September 03, 2005 08:18 PM
日本にも毎年カトリーナのような台風は向かってきます。ただ日本はアメリカよりも緯度が高いため、本土に上陸する前に全て勢力が弱まるようです。伊勢湾・室戸台風等はパーフェクトストームだと思います。
Posted by: あずみん | September 03, 2005 11:36 PM
始めまして自分もハリケーンって凄いと思っていましたが、アメリカの最大風速は1分間の平均で日本の最大風速は10分間の平均なので単純に比較できないようです。また暴風域もアメリカの規準の方が相当大きくなるようです。
室戸台風の上陸時の気圧が911.9mb、伊勢湾台風は最低気圧894mb、狩野川台風は最低気圧877mbだったようです。
http://www.bo-sai.co.jp/typoon.htm
Posted by: NUL | September 04, 2005 12:07 AM