ロハス(LOHAS)と地球温暖化の闇?
今日のテレ東のWBSでロハス(LOHAS)つうのを紹介していました、自分と地球環境の両方を大切にする概念だそうです、ちなみに自分だけを大切にするのが「ヒルズ」、地球だけを大切にするのが「エコ」、ドッチにも興味がないのが「ニート」だそうです、詳しくは下記のサイトをご覧ください
★LOHAS=「Lifestyles of Health and Sustainability」の頭文字をとった略語で、健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル
天皇制を廃止しろつうホリエモンが「ヒルズ」つうのは納得いきますネw、さてこの「ロハス」という言葉、本当にこれからのキーワードなのでしょうか、ボクには理解できません、「ニート」は論外ですが、一番大切なキーワードは「エコ」のような気がします、はいマーケッターの言葉遊びのような気がしてなりません
まず「エコ」を大切にし、これが達成できてはじめて「ヒルズ」が楽しめるという気がします、両方をバランスよく大切にするというのは人間の傲慢じゃないでしょうか、人間にそんな器用なことができるとは思えません、もちろん「エコ」の中には心の環境も含まれます、ハイ「他人に寛容であること」は最重要の課題です
ところで、「エコ」と言えば話しはガラッと変わりますが、「地球温暖化問題の歪曲」ということを言っている外交の専門家がいます、地球温暖化問題はコレを打ち出すことによって、発展途上国の経済発展のスピードを緩めようという欧米先進国の深謀だと言うのです
読むとそれなりにもっともなことを言っていますが、二酸化炭素に明らかな地球温暖化効果があると証明されているだけで十分じゃないでしょうか、自然によるものではなく人工的な異常気象が発生しているならば、それが外交政策に利用されていることを承知の上であっても防がなくてはいけません、自然を破壊することの恐ろしさを知らない人の発言だと思います
でもまぁ、それすら実行できずに巨大ハリケーンを発生させ、あまつさえイラク戦争にカネを使ったため、巨大ハリケーンからニューオリンズを守るハズの防波堤の十分なメンテナンスができず、且つイザというときに役立つ州兵までイラクに送っていたアメリカ・ブッシュ政権はいったい何をやっているのでしょうネ
ところで、今アメリカの人口で黒人、ヒスパニック、そしてアジア人で全体の何%を占めるのでしょうか?
《追記》
コメントありがとうございます、「黒人8%ヒスパニック20%アジア5%程度でしょうか。黒人は定義により12%程度になると思います。人口動態、人口構成に興味をもつ人は多いですね。」とのこと、やっぱりキーは20%のヒスパニックですかね
人種差別ではありませんが、人種によってアメリカでも出生率・平均年齢が違いますから、その動態と構成には興味あります、特にヒスパニックは出生率が高いときいています、ならWASPとユダヤの支持が多い共和党が退潮傾向にあるハズです
でも実態はそうなっていない、つまり共和党が元気な非白人を嫌う白人低所得者層を取り込んでいるという図式があるようです、ハイ非白人向けの政策にシフトしつつある民主党が白人低所得者層に嫌われているつう話しです、どうなんでしょうか?
《追記2》
コメントありがとうございます、「よく「地球にやさしい」っていうけど本当は「自分に厳しい」であるべき?」とのこと、そうだと思います、でもできている人少ないですね
《追記3》
TBありがとうございます、昔の米タバコ王の言葉に「タバコは貧乏人と黒(人)と馬鹿に吸わせておけばいい」というのがあります、肝に銘じたいですね
《追記4》
コメントありがとうございます、「出費を大事にすると知らない間に地球に優しくなっています」とのこと、そうかもしれませんネ、注意してみます、それと今日のWBSが紹介していた子供と一緒に行くカフェってのはいいアイデア鴨葱...
それにしても、自民党が勝つと改革が進むつう話しはモロ日経的な希望的観測ですなw、日経がWSJの乗っ取られるのも近いとか言ってみましょう(^^ゞ
《追記5》
「地球温暖化問題の歪曲」ということを言っている外交の専門家の言い分の要旨は下記の通りです、HPからそのまま引用させていただきました<(__)>、ま間違っているとは言いませんけどネ
欧米中心の世界は終わる?
【2005年9月6日】 欧米や日本といった先進国は、すでに経済的にかなり成熟しており、この先あまり経済成長が望めない。温暖化対策が途上国の経済発展の足かせとして用意されていることを見ると分かるように、今後も欧米中心の世界体制を続けようとすることは、世界経済の全体としての成長を鈍化させる。これは、世界の大資本家たちに不満を抱かせる。欧米中心主義を捨て、中国やインド、ブラジルなどの大きな途上国を経済発展させる多極主義に移行することは、大資本家たちの儲け心を満たす。
地球温暖化問題の歪曲
【2005年8月27日】 地球温暖化をめぐる議論は、多分野にわたって諸説が乱立している状態だ。しかも気象学は、経済学と並んで不確実性が高いので「今後さらに温暖化が進むに違いない」と断言することはできないはずである。にもかかわらず、英米のマスコミの最近の記事は「地球は異常に温暖化しているということで、すでに大多数の専門家の間で意見が一致している」とさらりと書いているものがよくある。これは間違いであり、政治的な意図を持った記事であると考えられる。
《追記6》
TBありがとうございます、二酸化炭素の排出権ビジネスなんて明らかにマヤカシですからな...
《追記7》
コメントありがとうございます、おっしゃるように言葉より実質だと思います
《追記8》
丁寧なご回答ありがとうございます<(__)>、おっしゃっていることであろうことはよくわかります、ただ自分を大切にが並列にくるのはよくないのではないかと感じました、地球を大切に、他人に寛容に、でも無理をしないで自分もいたわって上げなさい、こんなメッセージがもっと伝わるといいですね、また提唱者はそう思っても「売らんかな」の人に利用されたりします、でもその利用を提唱者が逆手にとって使わないとメッセージは伝わらないということなのかなとも思います
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Comments
黒人8%ヒスパニック20%アジア5%程度でしょうか。黒人は定義により12%程度になると思います。人口動態、人口構成に興味をもつ人は多いですね。
Posted by: 星の王子様 | September 07, 2005 02:59 AM
ロハスって都合がよさそうな言葉ですよね。地球環境についてこのままではいけないけど、便利な生活は手放せないと感じている人の逃げ道に好都合。会社でも「持続可能な社会」とかそういうこと言ってます。でも、そんなにのんきでいていいのでしょうか。よく「地球にやさしい」っていうけど本当は「自分に厳しい」であるべき?
Posted by: のんき | September 07, 2005 10:25 AM
夕べのWBSは笑いました(最近の日経は群集心理の煽りだと思ってしまう)。
私はすべてが楽しくコスト削減という古い考え方なので、あの紙製の芳香器に1300円も出すなら、100円ショップで紙を買ってきて自作すればいいじゃんと思いましたよ、実はさっき印刷に失敗した紙で作れました。
焼きに失敗したーRはコースターその他になっているし、ペットボトルは使いますが、洗って天日干しすればかなり持ちますので、捨てる量が少ないです。タオル巻いて輪ゴムで縛るとそこそこ遮熱出来ますね。
20本くらい在庫がありますが、下手すると勤続2年くらいのがいるかも。
電池は時計とかリモコンとか月単位でもつ物以外は2年前からすべてニッケル水素。メーカーサポート対象外でも、結構動きます。電池代は9割くらい減っていますね。
出費を大事にすると知らない間に地球に優しくなっています。
ところで、天皇制とこの前の記事で思い出しました。
皇太子殿下は「私の妻は精神科に通院中だ」と怒るべきです。
Posted by: にょろろん | September 07, 2005 10:58 PM
TBありがとうございました。
お礼がおそくなり、申し訳ありません。
「日々是マーケティング」の管理人です。
「LOHAS」という言葉は、本当に「都合の良い耳障りの良い言葉」となっているような気がします。
何もこんな言葉を使わなくても・・・。
そもそも、日本人には「もったいない」、「ありがたい」という言葉で、自然と上手に謙虚に付き合う術を知っていたはずなのですから。
「言葉のブームに踊らされない」というセンスが必要ですね。
Posted by: いとう | September 28, 2005 07:03 PM
TBありがとうございます。私のほうのブログにコメントのお返事をさせていただきました。ソトコトの裏テーマは、だまされやすい日本人が西洋人たちの環境ビジネスに踊らされないように、本質に到達する視線をなんとか忘れないでいたい、ということだったりします。まだまだそこまで出来てませんが。
Posted by: ツキモトユタカ | October 03, 2005 06:41 PM