会計監査とコンサルティングの分離
木村剛さんがご自身のブログのコラムで、カネボウ旧経営陣による粉飾決算事件に関するコンサルティングと監査の矛盾点について書かれています、おっしゃるように企業が同一の監査法人に会計監査とコンサルティングを一緒に依頼するのは明らかにおかしいですね
本来は会計監査を生業とする会社が、同時に業務として会計監査に関するコンサルティングを請け負ってはいけないのだと思います、ただ、これを今直ぐ分離せよと言っても難しいのでしょう、なら移行期間を設けて分離すべきですね
で、その間は青山に監査を依頼するならコンサルティングは朝日すると言うように、監査とコンサルティングを行う会社を別にするよう行政指導し、これを遵守しなかった会社を公表し、再度別の会社に監査に入らせるつうのが正解なんだと思います、如何でしょうか?
一番の問題は木村さんがおっしゃっているように、適正な監査報酬水準なんでしょうネ、ココがおかしいからコンサルティングで稼せがなアカンみたいなケッタイなことになっていると思います、エンロン事件が起こったつうことは、この点お手本となるべきアメリカも未成熟なんでしょうか?
そして、会計監査コンサルティングなるビジネスが出てきたのがつい最近で、コレが儲かるつうことで、我も我もとその業務を始めてドツボに嵌ったというのが実態ですか?会計素人のボクには会計士個人が悪いのではなく、会社が儲けるために追い込まれてしまったようにみえます、教えてください<(__)>
《追記》
こういう視点もあるつうことで、扶桑社の歴史教科書を書かれた西尾さんのブログのゲストエッセイをリンクします、要旨は「米国流国際会計は危ない」ということです
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