今回の選挙の争点は改革の実行力
今回の選挙の争点は自民党と民主党、
どちらの政策が正しいかではありません
どちらの政党が改革を実行できるかです
利権にがんじがらめになった自民党と
労働組合に足を引っ張られる民主党...
何か不思議ですよね、選挙にならないと国会で何を議論しているのかよくわからない、郵政民営化にしてもようやくその全貌が明らかになってきました、私は日曜日の竹中さんと枝野さんの議論をきいて、党派に関わらず政策新人類に任せたいと申し上げました、そして今回は民主党に任せてみようと言いました
竹中さんの歯切れの悪い回答、そして竹中さんの部下が自民党からではなく民主党から出馬したことなどを総合的に判断してのものです、あの竹中さんが自民党の抵抗勢力に辟易して疲れ切っているなと感じました
今、テレ東のWBSでボスコンの御立さんが、政策そのものは自民党、民主党そんな変わらないと言っていました、自民党の政策は官僚と財界、そして利権団体に遠慮して完璧に骨抜きになっていますので、ボクはそんなことはないと思っています
民主党も小沢さんが新党と組むなどと言っているし、労組の影響力の排除もなかなか難しそうです、でも労組に足を引っ張られる点は、政権獲ったら変わるかもしれませんし、駄目なら次の次の選挙くらいで自民党に政権を獲ってもらってそこで変えてもらえばいいことです
今回の目的は政官財の癒着の解消です、ココさえ実現できれば今回の改革の主目的は達成します、ご意見宜しくお願いします<(__)>
《追記》
「民主から自民へ、支持が一転」、日経ビジネス読者1万3000人アンケートとのこと、日経ビジネスの読者は亀井さん、綿貫さんを切った小泉さんの手法を歓迎し、何とか改革が進むだろうと思っていると推察しました、でもここまで4年間も待ちました、そして小泉さんにはあと任期が1年しかありません、これに今後最長4年の政権を任せるのはどうかなというのがボクの意見です
《追記2》
郵便局は都市銀行などの窓口として使え!
TBありがとうございます、大都市、地方都市、田舎の3つの分けて考えると、田舎ほど郵便局が大事なトコはありません、都市銀行の支店は大都市にはワンサカありますが、仙台のような比較的大きな地方都市でも中心市街に1店舗あるだけです、ましてや田舎にはありません
こうしてみると後で詳しく書きますが、小泉さんがどう考えているかわかりませんが、田舎、地方都市の中心市街以外の地域の郵便局が、都市銀行、保険会社、証券会社の窓口として使える、イヤ使っていかないと生き残れないというのがわかると思います
あと荒井さんが簡保じゃないと入れない人がいると言っていましたが、それは逆に言えば簡保が採算を度外視しているからです、外資系に50、60喜んでと言っている様に保険料は高いかもしれませんが誰にでも入れる生命保険があるようです、郵便局がこういうものの窓口になれれば、郵貯・簡保は不要です
《追記3》
コメントありがとうございます、ボクは政策新人類に期待しています、ソロソロ40代の党首が出てきても面白いです
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Comments
トラバありがとうございました。
私は、民主党は「自社さ政権」と似ていると思っています。
超党派の国会議員で1999年に立ち上げた「郵政民営化研究会」に名を連ねた民主党議員は、10人(17人中)。
・郵政民営化は行革と今後の日本を占う試金石
・目標は、官僚機構、族議員と闘い、日本を改革すること
・そのためにはどんな圧力にも屈しはしない
岡田党首自体も郵政民営化論者だったはず。
・支持団体の労組に言われれば
・与党が郵政民営化に賛成すれば
などの外的要因があれば、郵政民営化に反対。
・選挙で郵政民営化が争点として注目されれば
郵政民営化をマニフェストにかかげていないのに、党幹部の口からは民営化論が聞かれる。
質の悪いコンサルタントのようです。
改革を実行する力は、持っているかもしれませんが外的要因に振られ、右往左往するようであれば、とても改革を断行することはできないと思われます。風見鶏のよう。
風見鶏をいい方向へ向かわせるには、国会議員の雇い主である国民がいい風を吹かせるしかないでしょうね。
Posted by: しんちゃん | September 02, 2005 01:34 AM