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July 26, 2005

官製談合と1円入札(企業のビジネス論理を持ち込め)

道路公団の内田道雄副総裁を逮捕とのこと、この人って猪瀬直樹さんとやりあっていた人ですよね、何か腐った野郎だなと思ったら捕まりましたか、さてこの人がこの事件の黒幕なんですか?捜査のメスがどこまで入るのか、そしてどのように入るのか見守りたいです、ところで鈴木宗雄さんと佐藤優さんのコンビはある筋に嵌められたのだという話しがあります、ハイ彼らがやっていたことの方が実は正しかったという説があるようです

私が何故この問題を持ち出したかというと、道路公団の官製談合事件と鈴木=佐藤コンビとは直接結びつかないとは思います、でもこのあたりに日本という国のひとつの問題が隠されているような気がします、その共通点は国策調査ということで、過去には田中角栄さんという超大物がこの網にかかりました、あの事件はアメリカ政府による反田中筋を巻き込んでの角栄潰しとも言われているようです

真実は既に藪の中ですし、ロッキード事件なんて今さらジロー、とうとうたる大河の流れの中に消え行くのみで、敢えて今詮索するのは愚の骨頂なのでしょう、そして官製談合だとか1円入札、はたまた郵政民営化、道路公団民営化などに潜む闇、そのすべてを明るみに出すのは日本という国を危うくするのでやめておいた方がよいのだろうとは思います、ただある一定の倫理を持った自浄作用が働くのを期待してやみません

さて本題の「官製談合と1円入札」に入ります、これについていえばどちらもイクナイです、やはりここには企業のビジネス論理が入らないと国民は損をするばかりと感じています、郵政にしても民営化というお題目よりもどこまで企業のビジネス論理が入るかどうかという方が遙かに重要です、どうやったらココに企業のビジネス論理を持ち込めるのか教えてください<(__)>

例えば介護ビジネス、ここにコムスンという会社がありますが、私は折口さんという人が好きではなく、ビジネスが黒字になったときいても、介護士からの搾取の上に成り立っているのではないかと少々穿った見方をしてしまいます、只彼のビジネス感覚は鋭く、彼がこのビジネスに参入したことで、介護ビジネスを行う人たちの意識が変わったのはとてもよかったのではないかと思っています

そして、今我々が手ぶらでゴルフに行けるのは誰のお蔭か、先頃亡くなられた小倉昌男氏の功績でしょう、ヤマトが変質し始めているように感じるのは残念ですが、楽天のビジネスが伸びてるのも、ヤフオクがなんやかんや言われても使う人がたくさんいるのは、小倉さんが宅急便を発明したからです

また、今六本木ヒルズに代表されるIT企業、ベンチャー企業がこれだけ跳梁跋扈できるのは誰のお蔭か、これは孫正義さんが今は消滅したナスダックを日本に持ち込んだからでしょう、彼がもしいなかったなら失われた10年といわれますが、さらに暗い時代になったのではないかと思われます、ホリエモンとかいう結局グリーンメーラーに過ぎないと思われる人物も出ましたがこれもご愛嬌だと思っています

《追記》
コメントありがとうございます、「1円入札は「損して得取れ」の考え方です」とのこと、このビジネス手法は携帯電話などで採用されているものと似ているように思えます、ただ携帯電話の手法と異なるのは、携帯電話が全体で1つのビジネスなので許されるのに対して、入札は一つの入札それぞれが違ったビジネスであり、「1円入札」というものが正常なビジネスを否定するから悪なのです、その辺を考えると駄目ということがわかります

《追記2》
国家公務員の5%純減を 諮問会議で民間議員が要請とのこと、純減目標はいいのですが肝心のことが書いてありません、自然減に頼るのか、一部の職員の退職を求めれるのか否か、そして最も大事なのは世代の空白をつくらないことです、今の職員の雇用を守ろうとするあまり若い人を雇用しないということは絶対に止めて欲しいのです

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Comments

1円入札は「損して得取れ」の考え方です。
コンピュータだと判りやすいので、これを例えに。

かつて大型コンピュータを動かすには専用のOSに専用のアプリケーションソフトウェアが必要でした。
大型コンピュータを納品してしまえば、後はソフトウェア料金で請求できるワケです。
プレステ2が性能の割に安かったりするのも同様ですね。

Posted by: KoZ | July 27, 2005 08:40 AM

>正常なビジネスを否定するから悪なのです、その辺を考えると駄目ということがわかります

違いますよ。
企業の倫理ってのは何ですか?
利益を上げ、株主に還元することではないのですか?

1円入札がマズいのは、ハードウェア+ソフトウェアのトータルで見た場合に、割高になる可能性があることです。
コンピュータ関連では、オープン化と言われて久しいですが、これはそれまでに比べると、A社にハードを発注し、別のB社にソフトウェアを発注することが容易であるため、トータルコストを下げることができます。
(実際には、この次に運用コスト、保守コストも関係してくる)

官製談合の問題点は、割高なコストで発注が行われるという一点に尽きます。
例の道路公団の場合、予定価格の97%が昨年の平均落札価格ですが、検察の調べが入ったら、とたんの87%に落ちました。(検察の調べが本年度に及ばないと判ると、また97%に戻ったそうですが(笑

もう少し広い目で世間を見た方がいいですよ

Posted by: KoZ | July 28, 2005 07:47 PM

KoZさん、悪いけどもういい加減にくだらんコメントやめてくれないかな、回答する気になりませんよ、今後はまともなコメントでない限りスルーします<(__)>

Posted by: 管理人 | July 28, 2005 08:21 PM

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