アスベストで思うこと(若死には原因がある)
2、3年前若くして肺癌で亡くなった先輩がいます、その人は大酒飲みでしたが、煙草は1本も吸いませんでした、家に帰るのが嫌いな人で、毎晩のように銀座・赤坂・六本木とは少々先立つもの足りなかったせいか行きませんでしたが、東京西部の数ヶ所の馴染みのスナックに1日空けずに通ってました
私も何度もご一緒させていただきましたが、スナックで煙草の煙を吸い込み過ぎたのかなと思いました、でもいつも連れて行ってくださったとこは、もちろん吸っている方はいらっしゃいましたが、煙でぼうぼうという感じではありませんでした
その方のお通夜のときに、近くに座っていた親戚とおぼしき人が、その方が幼少の頃工場地帯に住んでいて、それが肺癌の引き金かなぁと話しをされていました、そんなことが頭の片隅に残っていたときにこのアスベスト騒ぎです、もしかしたらその工場とはアスベストを扱っていた工場だったのかもしれないと思いました
人間が早死にするときには何らかの原因があります、十数年前に60代半ばで白血病でなくなった人の原因は、本人曰くですがシベリアに拘留されていたときのソ連の原爆実験だったとか、私の先輩であるその方の息子さんからきいた話しです、放射能がその方の体を蝕み、40年近く経過後その方に遂に襲い掛かったわけです
ちなみにその方のお父さんはその方が亡くなるほんの数年前に90歳を過ぎて大往生されましたし、お母さんはその方より数年長生きされました、あれがなければ俺はもっと長生きしてたと言っていたらしいですが、他に病気らしい病気はしなかったときいていますから事実なのでしょう
また、その方の前の奥さんはもう30年近く前にクモ膜下出血で亡くなりました、昭和30年代の初頭まだ戦後のドサクサが続いている頃、産後のひだちが悪く輸血をしなければ死んでしまうような状況だったそうです、でもその輸血の血が悪く、産む前には超元気だった人がその後は後遺症に悩まされ続け、結局人生50年だったとききました
愛犬ポチ首相ではありませんが「人生いろいろ」です、元気なうちに楽しいことたくさんして、人生に悔いを残さないようにしたいですネ、ま粗食だったといわれる戦前・戦中世代の後は、今より遙かに毒性が強いといわれるカップ麺などが大好きな我々の世代、男は既に減少期に入ったとききましたし、少子ではあっても高齢ではない時代に急速に移行するのかもしれません
《追記》
コメントありがとうございます、読ませていただきます<(__)>
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Comments
アスベストは訴訟するのも大変です。それでも米国では約10万件の訴訟が起こされています。くわしくは私のブログを見てくださいhttp://asbesto.exblog.jp
Posted by: 山口 | August 14, 2005 08:44 PM