アメリカの日本車
日経のニュースなどをみるとアメリカの自動車メーカーが不振にあえいでいるようです、既にクライスラーはドイツのダイムラー・ベンツに買収され、GMとフォードの社債の格付けがジャンクポンド(投資不適格)に落ち込みました、村上龍氏主催のJMMというメルマガで冷泉氏が「トヨタの値上げは下策である、トヨタはもっと深くアメリカの自動車業界に関わって行くべきだ」と述べられています、私は正しいご意見だと思いました、アメリカで乗る車を日本ではほとんど生産していません、トヨタの本社がどこにあるかは既に関係ないのです、トヨタは世界にこれからの人類が乗る車を提供するグローバル・メーカーとして誇りを持って、且つ驕ることなく歩んでいただきたいと思います、アメリカの自動車メーカーはガソリンをじゃぶじゃぶ喰う車を作り、地球の環境を汚し、その温暖化を進めてしまいました、今ガソリン代の高騰が引き金になりアメリカ人がそんな車を敬遠し始めました、私はこのことは長期的にはいい傾向だと思います、また、中国もどんどん車社会になっているようですが、地球環境に優しい車でないともう人類は持ちません、そのことを強く認識すべきです、正直石油が上がるのもたまには悪くないなぁと思う次第です
《追記》
トヨタの多国籍化「まだ不十分」 奥田会長指摘とのこと、「外国で排除されない条件を満たすことが新しい日本企業の命題。米国では米国籍企業と受け止められなくてはならない」と発言されたようです、正しい方向ですね
The comments to this entry are closed.
Comments