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May 04, 2005

尼崎脱線事故IX(献花した垣内社長は偉いと思う)

尼崎脱線事故:献花台200人が列 垣内社長に厳しい視線とのこと、マスコミにもいろいろ聞かれ、遺族の冷たい視線を浴びることがわかっていながらJR西日本の垣内社長が事故現場の献花台に並びました、僕は正直彼は偉いと思いますよ、当たり前のことをしているだけですけどね、幹部全員、そしてJR西日本の社員、阪急・阪神など鉄道関係者も献花に行くべきじゃないですか、それで亡くなられた人が帰ってくるわけじゃありませんけどネ

尼崎脱線事故:事故車乗車の運転士2人、救助活動せず出社とのこと、村上恒美安全推進部長は「常々、異常事態があれば乗客の救助に当たるよう指導している。2人とも対応しなかったのは遺憾だ」と述べたらしいですが、こちらはどうですか、そういう指導を徹底していれば乗客の救助に当たるでしょ、個人の責任というよりJR西日本という会社の体質が垣間見られたような気がします、つうかそういう異常事態は哀しいかな想定の範囲外なんだろうなぁ、JR西日本にも運転士・車掌が急な高熱で倒れた時などのバックアップ体制は当然ありますよね、まさかそういう場合でも通常勤務をさせ、従わない場合は日勤業務をさせているとか、まさかネ

《追記》
ふと思ったのですが、彼らは自分で考えて行動することを会社から許されていない、そのように感じざるを得ません、もし、信号機故障・車両故障のようなものであれば、連絡後直ぐに現場を離れて自分の職務に就くことが求められます、でもこれだけの大きな有り得ない脱線事故なら、残って救助活動にあたるべきですよね

《追記2》
ニュースでのJR西日本の幹部の対応には吐き気がします、何で担当係長だけの責任になるのでしょう、もちろんこの上司の行動には問題があります、私は現場を離れた運転手もこの上司も弁護する気は毛頭ありません、でも一番責めを受けなければいけないのはJR西日本の幹部でしょう、「私どもの教育に問題がございました申し訳ございません」と何故言えないのでしょうか、おかしいと思いません?

《追記3》
コメントありがとうございます、そういう気持ちになると思います、でも一言だけ「こういう当然のことさえできない経営者が多過ぎる」と私は思います、それをできた彼はまだましだなと、でもJR西日本の危機管理はほんとズサンだねぇ、呆れた

《追記4》
コメントありがとうございます、貴ブログでの「メールアドレスを多バイト文字で掲載するというのが、結構マスコミさんではやっているけど、これって使いにくいよね。」というのは仰る通りですね、メールを打つ人のタイプミスを考えていません、あまり意味がないと思います、「出社しての対処を考えるというのは、意味のある行動だ」とのこと、人にはいろんなご意見があると思いますが、私はこの意見には賛成致しかねます、人が足りなければ電車が運休するだけで済みます、でもそこにいた彼らが救助活動に動いていれば死んだ方の命が助かった可能性があります、もう少し考えてみてください、またこの記事にコメントいただいた方に「目の前のことで、大局を失うべし!という愚かな妄言」と書いておられますが、このことは人にはいろんなご意見があるということでいいと思います、「いちJR西日本利用者として、経営者としてだけではなく、人間失格だと思います。」というご意見は心情的に理解できますし、愚かな妄言だと私は感じていません

《追記5》
TBありがとうございます、う~ン、やっぱり事故に気が付いた時点で宴会は止めるべきですね

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Comments

どうも、こんばんわ。
兄やんは、JR西日本の社長は偉いとは思いません。
なぜなら、事故直後の記者会見を見ているからです。
紙にかかれた文字を棒読みしていたような人間が、本当に悪いことをしたと思ってあの場にいたとはとうてい思えません。
被害者家族を目の前にして、涙も出ず、本気で言っているようには聞こえませんでした。
いちJR西日本利用者として、経営者としてだけではなく、人間失格だと思います。

Posted by: 兄やん | May 04, 2005 11:44 PM

>バックアップ体制は当然ありますよね、

バックアップも無限にあるわけではない。
むしろ、急な入れ替わりで遅延が発生する畏れがある。
そして、彼ら運転士はそういった事での遅延が問題視されることを知っている。

であるならば、素人である彼らが救助活動をどうするかよりも、出社しての対処を考えるというのは、意味のある行動だ。

>いちJR西日本利用者として、経営者としてだけではなく、人間失格だと思います。

目の前のことで、大局を失うべし!という愚かな妄言

Posted by: | May 05, 2005 01:32 PM

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