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May 03, 2005

中台対話III(贈り物はパンダ)

中国、連戦氏へのお土産にパンダ…台湾旅行も開放とのこと、まずは三通(台湾当局による対中国大陸の通信、通航、通商の禁令解禁)に協力的な国民党を応援して、台湾のビジネスマンを取り込み台湾の独立の動きを阻止しよう、というのが中国政府のハラなんでしょうね、このへんの思惑は中国本土と一緒になりたい外省人中心の国民党と一致します、胡・総書記は「朋(とも)あり遠方より来たる。また、楽しからずや」と論語を引用し連戦氏を歓迎したそうです、これに内省人中心の民進党がどう出ますか、独立を言い続けるのでしょうか、中国は地方分権が進み連邦国家に変貌しています、なので中台統合の土壌は整い始めてるとも言えます、ただ行政官が辞めさせられた香港をみる限り、まだ政治面での中国中央政府の締め付けはきついようです、だとすると現時点で本土に取り込まれるのは嫌がるでしょう、明日は5月4日です「五四運動」に呼応したデモが起きるのかどうか、起きるならその質はどうなのか注目したいですね

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《追記》
興味深いコメントをいただきましたので本文にも転載します、仰るように「台湾企業の暗黙の支持」があるのは事実ですね、そして「中国沿海部の主要都市がそのうち台湾並みの経済規模の地域国家に発展」というご指摘は興味深く私もそう思います
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コメントありがとうございます。
台湾野党の国民党が中国共産党と会談するのは、台湾企業の暗黙の支持があるからだと思います。いま台湾企業は香港経由などで間接的に中国本土に世界の中で最大の投資を行っており、中国本土にいる台湾ビジネスマンは100万人と言われています。(一説には200万人)
彼らは、台湾がシンガポールみたいになれれば良いのにと感じていると思います。中国本土からは独立できて、同じ中華民族として仲良くしたいと願っていると思います。しかし、現実には台湾の陳水篇総統と中国共産党の胡錦濤国家主席の拙い外交戦術のために、彼らは股裂き状態になっています。
しかし、現実には中国の繁栄には台湾からの投資は不可欠であり、台湾の繁栄には中国への投資は不可欠です。互いに切っても切れない関係になっているのです。将来的には、どちらかと言えば、台湾の方が歩が悪いと思います。なぜなら、中国沿海部の主要都市ががそのうち台湾並みの経済規模の地域国家に発展するからです。その時もう台湾からの投資は必要無くなっているでしょう。台湾はその点を十分に考慮する必要があります。

《追記2》
中国:台湾にパンダ一つがい贈ると表明 融和ムードを演出とのこと、この記事の中で「台湾の陳総統は3日、訪問先のキリバスで「(パンダ贈呈を中国の)統一攻勢と考えるべきではないが、国際条約には違反できない」と述べた」らしい、早速台湾内部のせめぎ合いが始まりましたな、後は台湾の人たちが総意としてどう思うかどうかですね

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Comments

コメントありがとうございます。
台湾野党の国民党が中国共産党と会談するのは、台湾企業の暗黙の支持があるからだと思います。いま台湾企業は香港経由などで間接的に中国本土に世界の中で最大の投資を行っており、中国本土にいる台湾ビジネスマンは100万人と言われています。(一説には200万人)
彼らは、台湾がシンガポールみたいになれれば良いのにと感じていると思います。中国本土からは独立できて、同じ中華民族として仲良くしたいと願っていると思います。しかし、現実には台湾の陳水篇総統と中国共産党の胡錦濤国家主席の拙い外交戦術のために、彼らは股裂き状態になっています。
しかし、現実には中国の繁栄には台湾からの投資は不可欠であり、台湾の繁栄には中国への投資は不可欠です。互いに切っても切れない関係になっているのです。将来的には、どちらかと言えば、台湾の方が歩が悪いと思います。なぜなら、中国沿海部の主要都市ががそのうち台湾並みの経済規模の地域国家に発展するからです。その時もう台湾からの投資は必要無くなっているでしょう。台湾はその点を十分に考慮する必要があります。

Posted by: Duke Ken Usui | May 03, 2005 09:08 PM

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