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April 14, 2005

中国に対して祈る気持ち

今日経のニュースをみていたら、中国が「ドイツの常任理事国入りを支持する」と発言したようです、正直この国の政府・外務省のレベルの低さには目を覆います、こういう発言をこういう時期にすると日本人の一部の、産経新聞を読んでいると言われる、石原さんに代表される右派と呼ばれる方などは中国が日本を挑発しているととらえるでしょう、でもこのことはそう大きな問題ではありません、彼らが日本の多数派ではないからです、その証拠に中国が問題視している扶桑社の歴史教科書を採用している学校はごく少数です、私は右派でないし、中国という国を理解したいと思うのですが、こういう発言を聞く度にその気持ちがどんどん萎えていくのを感じます_| ̄|○、「面倒くさい」とか「もういいや」とか、今中国に対して気持ちが萎え始めている日本人多いんじゃないでしょうか、こちらの方は大問題だと思います、本当に不用意な発言と言わざるを得ません、これがとても恐ろしいことだと何故気が付かないのでしょうか、中国は内政問題もあるのでしょうが、日本国内の味方を失わないためにも、こういう発言は厳に謹んでいただきたいと 祈る ものです、敢えて祈るという言葉を使った意味をわかっていただきたいです

《追記》
コメントありがとうございます、朝日の言ってる「中国側に海底パイプラインを敷設した方が日本側に作るより(水深が浅いので)コストが安い」は事実なんでしょうね、中国は意外にも資源に乏しい国らしいです、早く天然ガスを掘らなければいけないと焦っているのでしょう、ただ、電力需要なら天然ガスよりも原発の方が手っ取り早いです、こういう話しと併せワザで1本とるような戦略的な動きが望まれます、今の経産大臣で大丈夫なんですかネ

《追記2》
コメントありがとうございます、イタリアもドイツの常任理事国入りは反対ですか、フランスならわかりますが。。。(^^ゞ
焦っているのは中国中央政府だけで、北京市、上海市など省・市レベルは冷静な対応をしているようです、少し安心しました

《追記3》
TBありがとうございます、日本人は「和の民族」ですか、う~ン僕は違うなぁ、つうか昔は違っていたような気がします、例えば織田信長とか、スイマセン彼は突然変異かもネ

《追記4》
コメントありがとうございます、「グローバルな状況を中長期的に考えないと状況が分からなくなるリスク」とのこと、本当にそうですよね、一応そのことはココに書きました
それとリンク先によると「つまり反日デモは、安倍普三さんの言う「社会問題への怒り」などではなく、エリートたちの憂(う)さ晴らしに過ぎないというわけです」とのこと、なんかそんな感じですね、でも彼らは明らかに反日教育に毒されてますからとても危ない存在です

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Comments

トラックバック有難うございます.最近の中国政府の言動は,逆に中国のあせりを感じさせてしまいます.昨日の朝日新聞の解説で,ようやく東シナ海の天然ガス資源について取上げていました.確かに中国側に海底パイプラインを敷設した方が日本側に作るより(水深が浅いので)コストが安いのだろうと思います.しかし昨年外国企業が撤退したように,費用や技術で問題を抱えているのだと思います.内陸のパイプライン敷設にも外国企業が参画しているようですから中国単独では難しいかもしれません.今必要なのは中国内部の冷静な分析なのでしょう.過激な言動には裏がありそうです.

Posted by: tantanmen | April 15, 2005 05:57 AM

アメリカやイタリアが、「日本だけならすぐにでも支持の声明を出す」だなんて言うから、ちょっと真似したのかも知れませんよ(笑)。

Posted by: あさひ素材 | April 15, 2005 07:02 PM

中国は、欧州との首脳外交を積み重ねてきました。人民銀行も、外貨準備をドルからユーロへと移す発言をしています。中長期の流れでみれば、先進国の中で日本だけが中国との首脳会談をしないまま来てしまったわけです。それでも中南米からは、「日本は中国の方を重視していて、我々との関係を軽視している」との発言も出るほどです。短期的に目先の日中関係を見るだけでなく、グローバルな状況を中長期的に考えないと状況が分からなくなるリスクがあると思います。

Posted by: 斉藤久典 | April 16, 2005 12:24 AM

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