今の反日と60年安保
毎日MSNニュースに「中国反日デモ:広州市では北京を上回る約2万人参加」と出ました、これを40年前の60年安保当時を思い出すと言われた方がいます、私にはそんな古いことはわかりませんが、そのころは安田講堂事件とか、作家三島由紀夫氏の市ヶ谷の自衛隊駐屯地での自決事件とか、いろいろあったみたいです、今還暦・60歳となり引退の時期を迎えた当時の日本の若者は「反米、反米」と口々に叫んでいたとのこと、でもその方たちは次第に”超”親米となっていくわけですからわからないものです、ま、中国の民度は40年前の日本と同じということなのでしょうか、ただその頃の若者が当時のアメリカ大使館に火炎瓶を投げたのでしょうか、投げたとして当時の警察・機動隊はどのように取り締まったのでしょうか、ちょっと興味がわきました
《追記》
コメントありがとうございます、いまだに反米ですかそれは大変失礼しました m(__)m、そういう方も”稀”にはおられるということですね (^^ゞ、はい、私の知っている元全共闘の先輩は皆親米になってしまったようです、冗談はさておき、いずれにしても当時デモ隊はアメリカ大使館に火炎瓶を投げていたとのこと、問題はきちんと取り締まるか否かですね、「多くの友が実刑を食らいました」ということなので、当時の日本は取り締まり、今の中国は取り締まらないその差ですね、でもこの差は札幌の記者さんがおしゃってましたけどとてつもなく大きいですね、日本政府は中国政府に強く申し入れしなければいけません、そして「当時のマスコミは「まるで戦争」のように報じた」けど、「実態は、一般国民は平穏に暮らし」ていたということですか、一応安心し、若干の不安を残しました
《追記2》
山川健一さんのブログに「山川さんはその時高校生ですか、どうでした?」と質問をしたら下記の回答をいただきました、ありがとうございますm(__)m、必要以上にというところにとても親しみを覚えました
私はデモそのものを批難しません、でも一定のモラルと取り締まり基準は必須だと思います
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マルセルさんへ。今から振り返ると、ぼくは必要以上に正義感の強い少年だったような気がします。70年安保の時は高2だったけど、逮捕されないですんだのは単にラッキーだったから……という感じかな? 6月23日、ぼくが通っていた県立高校では、教師も生徒もみんなデモへ行き、学校はガラガラだったそうです。
山川健一
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Comments
>私にはそんな古いことはわかりませんが、そのころは安田講堂事件とか、作家三島由紀夫氏の市ヶ谷の自衛隊駐屯地での自決事件とか、いろいろあったみたいです。
それは70年安保のころですよ。いわゆる全共闘の世代。
>でもその方たちは次第に”超”親米となっていくわけですからわからないものです。
そんなことありません。私は今でも反米です。が、それ以上に反中国です。
>ただその頃の若者が当時のアメリカ大使館に火炎瓶を投げたのでしょうか、投げたとして当時の警察・機動隊はどのように取り締まったのでしょうか。
何度も襲撃しました。結果は、多くの友が実刑を食らいました。
いえることは、当時もマスコミは日本全体が「反米」「反体制」のごとく報道していました。フランスのメディアなどは「まるで戦争」と報じたそうです。
が、実態は、一般国民は平穏に暮らし、「まあ若いから正義感が強いのも仕方がないか」程度の認識だったと思います。
今の中国も同じだと思いますよ。一般市民にとっては「反日」とか「常任理事国入り反対」なんて関係がない。日々の暮らしを立てるのが精一杯ではないでしょうか。
もちろん、日本製の車やカメラや携帯電話は彼らの憧れの的です。
そんなもんです。激動期じゃない限り。
Posted by: 坂 眞 | April 11, 2005 01:43 AM