罪と罰II
2月9日の拙記事、「罪と罰」にコメントいただきました、下記の通りです、「自然災害と同じに考えろ」ということですか、残念ながらこれが現実なんですね、被害者・遺族を精神的に助ける施策を早急に講じなければいけません、法律を変えなければいけないのです、でも政治家は票にならんから動かない、それには被害者・遺族が自ら声を上げなければいけない、国のレベルが問われるのですが、ほんと残念です
★★★ いただいたコメント ★★★
はじめまして。
今回の事件、民事賠償も厳しいのではないでしょうか。
刑事の認定で「過失」を否定していますから。
民事賠償を認めるにも故意・過失が必要です。
刑事過失と民事過失は異なるとの理解もありますが、いずれも「予見可能性」を要求する点では共通です。
刑事で予見可能性を否定してしまった以上、民事でも厳しいでしょう。
杉田判事が「謝罪の気持ちを」と説諭したのも、民事賠償が認められないこと考慮したうえでのことではないかと勝手に推察。
京都の事件ですが、担当弁護人(京都第一法律の久保先生)は取調に無理があったと主張して、刑事再審を請求中。
認められたら刑事も無罪になるかも。
要するに、自然災害と同じに考えろということですね…理不尽な感じですけど。
SASがもっと有名になれば、そのうち予見可能性が肯定されるでしょう。
法理論ではなく、事実認定が動くことを期待。
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